转筋とは、ふくらはぎの筋肉が痙攣、もしくは痛む事を言います。
所謂こむら返りや足が攣るといった現象に近いもの。
寝ている間に足を攣って起きた事があるという人は少なくないのではないでしょうか?
今回は、そんな转筋の状態を見てゆきます。
①気血不足
虚弱な体質の人や長患いをしている人などに起こりやすい、片側に発生しやすいこむら返りです。
気血の不足によって筋肉への栄養供給が減り、筋肉の伸縮性が減る為に起こりやすくなります。
全身の気血も消耗している為に声が小さかったり無力感があったり
また、顔色の悪さや虚血による眩暈などが併発します。
②肝腎不足
ご年配の方に見られるタイプ
肝は筋肉と関わりが深く、また、血を溜め込む臓器。
腎は血の材料でもある精を溜め込む臓器。
加齢によりこれらの臓器が弱まったり、溜め込む量が減ったりすると気血不足のように筋肉への栄養が減りこむら返りが起こりやすくなります。
加齢が原因である為、足腰の弱りや耳鳴り、物忘れが激しいなどといった症状をていします。
③風寒外襲
冷えによって筋肉が強張り発生するもの。
冷えには凝滞性、收引性と言って、物をギュッと縮こませる作用があります。
液体を冷やすと固体になる様なイメージです。
この作用により筋肉がギュッと収縮し、気血の流れが悪くなり痛みを発生させます。
冷えに晒された直後に発生したらこのタイプでしょう。
スタッフ伊澤