足底痛

カガトをつけた途端に痛み出す。カガトの骨が変形し、棘が出てきたり、凹凸が出たりすることを原因とします。中医学では腎虚によるケースが多く見られます。

腎虚のほかは寒湿が多いですね。

 腎は下半身を司るとされており、腎が弱ることで、下半身の骨の老化もあらわれやすくなります。
 1.足首を回す
腎 が衰えてくると、大半の人は足を返して歩かず、カガトからドテドテとした感じで歩くようになります。日頃から足首を手で持って回すように心掛けて下さい。
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2.太谿の灸
腎を強めるツボとして太谿をお勧めします。日に2壮ぐらい灸を据えて下さい。なるべくお腹の空いたときが効果的です。
 3.ふくらはぎのストレッチ
仰向けに寝た状態で、膝の裏を地面に接触させます(腎の弱い人は地面と膝裏に隙間ができます)。その状態で足の趾先を自分の方に反り返します。10秒ほど我慢して戻します。3〜5セットぐらいから始めましょう。

  

足底痛

2014/11

《症例・足底痛》

見た目にも老化が著しいご婦人。

年より10歳は老けて見えます。

 

主訴は足底が痛く歩けないということ。

胃下垂もひどく、骨盤内に入り込んでいます。

ちょっと圧が加われば、脊椎の圧迫骨折でもしそうな気配。

右尺脈がかなり重度の軟脈

これは命門の衰微といって、かなりの生命活動能力の低下時に見られる脈です。

 

証なら腎陽虚から陰陽陽虚に入っています。

治療後の痛みは少し良くなりましたが、

その後の治療計画は滋陰のツボに鍼し、お灸も多用し、命門の衰退に対処していきます。

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