鞭打ち症

2015/9

交通事故などの力学的圧力による頚部〜肩の痛み、それに伴う眩暈、悪心・嘔吐が鞭打ち症の定義だろう。

概ね『気滞湿阻』の病理になる。

外圧で経絡に気滞が起き、その上に津液の停滞を見る。

外傷レベルの程度により血オを兼ねることもある。

外傷部位の気滞は同経絡を次なる気滞を引き起こす。

それが脾胃に影響すれば悪心が顕著。はなはだしければ嘔吐する。

頭部の経絡に影響すれば張ったような頭痛。気が下に降りなければ拍動痛などがあらわれる。

気滞の上に津液停滞(湿邪)があるので雨の影響を受け、重い痛みがあらわれやすい。

とはいえ本体は気滞なので、からっと晴れた日は、重さがなくなる程度で、完治というわけではない。

深いところの血オをしっかり取り除かないと、入絡血オから痰オ阻絡という進行が見られる人もいる。

季節の変わり目や発症から3、5、7年目などの悪化する。

治療はexclamation

パンチ深い血オをしっかり処理する。

パンチ外傷部位の気滞をさばく。(注:ぶつかり方や、反動などで外傷部以外に気滞を起こすこともある)。

パンチ乗っかっている湿邪をさばく。

この3要素の十分に配慮しながら進めて行く。