⑤風痰入絡
痰飲の邪が経絡内に潜伏し、風邪を招く事で起こります。
風が関わるためにピクピクとする筋肉の細動が現れ、
知覚異常と痒み、目眩や背中の沈重感を感じる事があります。
顔面神経麻痺の様な症状によく見られる状態です。
⑥肝陽化風
肝の機能失調により肝陽が強くなり、陽が強くなるために風を発生させます。(この様な体内で産まれる風を内風と呼びます)
肝の病理を伴う為、知覚異常以外にも眩暈や焦り感、イライラするなどの症状を伴い
怒りやストレスによって痛みが悪化する傾向にあります。
⑦湿熱阻滞
湿気の邪、あるいは熱を帯びた湿気の邪が経絡を塞ぎ、その場所以降の経絡を母阻む事で起こります。
知覚異常と一緒に沈重感と熱感を伴うのが特徴で、両脚に灼熱感が出る事もあります。
逆に、冷やすと楽になる傾向にあります。
スタッフ伊澤