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ぎっくり背中

背中に急激に痛みが走り、特定の動作、もしくは何もしなくても痛みが続く肩甲骨の間から腰の上あたりに出る急性の痛みのことを指すのであろう。 

痛み方、発症のしかたからみて、ぎっくり腰と似ていることからぎっくり背中と名前がついたのでと考える。ぎっくり腰の兄弟ということだ。 

臨床から診た、ぎっくり背中の多い症状

・呼吸すると痛む

・背中を伸ばす・丸めると痛む

・寝返りで痛む

・首の動きで痛む

・何もしなくても痛む

急性かつ痛みが激しい症状が主体になると思います。

治療としては

・炎症があると判断した場合

 炎症を抑えるツボ、痛みの緩和を主体として行っていきます。

・炎症がないと判断した場合

 対象となる筋肉を柔らかくすることを主体として行います。

※ここが重要

急激な痛みが出た場合、患部に負荷をかける原因が存在します。患部に負荷をかけさせている原因の除去が急性の痛みのレベルを早く下げるポイントになってきます。

ご参照ください。

ぎっくり腰はなぜ起きる??

トータルで患者数が最も多い疾患はなっていっても腰痛。

その中で一番はぎっくり腰。

婦人科疾患と同じくらい多い。

腎不全や卵巣破裂から起こったもの急性腰痛もあったが(急性腹痛を併発)、大概は筋膜炎などが主体。

ほとんどが反った瞬間に発症

朝などはちょっと反っただけで起こす。

朝、顔を洗っている時、靴下を履いた時ーぎっくり腰は起こさない。

鏡を見ようと体を起こした時、履き終わって体を起こした時に起こす。

条件がある。

同じ反りをした時でも筋肉が硬い時の方が起こしやすい。

※起床時まもない時間帯

※寒い日

※気持ち緊張状態の時

※肉体疲労が溜まっている時

これらはいづれも筋肉が硬くなりやすい。

よってこういう状態の時は極力反りするときはゆっくり注意深くする。

腰部から末端に気血を誘導するような方策を立てる。

「背後に椎間板ヘルニアあり」の時は少しお時間を頂くが、それ以外なら比較的早めに良くなる

背痛とは肩、胸、腰をも含む「背中」の痛みである。

腰痛などとの鑑別が大事になるが、背中全体の痛みがどのような機序で発生するのか観てゆきたい。

 

寒湿侵襲によるもの

虚弱体質の方に見られる事が多く、寒湿の邪が背中の経絡に入り込み流れを阻害する。

阻害された気血が「通ざざれば即ち痛む」の原則に則り痛みを生じさせる。

板が貼ってある様な痛みが特徴的で、首まで痛みが広がり、肩甲骨の動きが悪くなる。

これらは冷えにより悪化する事も特徴。特に雨が降って冷えたりした時が顕著。

脈は浮いて緩むか、沈んで緊張する。

 

 

気血瘀滞によるもの

歳を重ねる、長患いなどによって気血の量が減ると、気の流す力が弱まって気血を滞らせる。また、減った血は栄養する事ができず経絡の低栄養状態を発生させる。

滞り、低栄養はどちらも痛みを発生させる。

特徴としては、寝起きの背中の痛み、夜間増悪、運動すると楽になる。

 

書籍によるとこの2タイプに分かられる

気血瘀滞は、疲れが溜まった時や同一姿勢で発生する肩凝りの一例とも考えられるだろう。

 

 

スタッフ伊澤

ぎっくり腰を回避する

ぎっくり腰は、様々な原因で起こります。
繰り返す人は背後に椎間板ヘルニアがあることも少なくありません。
外界の影響(冷えや湿気)を受ける人もいます。
ただ、きっかけになる動きが必ずあるのです。

ほとんどの人が。。。。。????、体を反らし、腰が入った瞬間にぎっくり腰が発生します。
例えば、不自然な姿勢で靴下を履き顔を上げた瞬間・・・。
洗顔後に鏡を見た瞬間・・・・。
目の前の荷物を腕だけで取ろうと、顔を上げ体を反った瞬間・・・。

顔を上げると体は反りますね。
その瞬間に腰が入り、痛みが発生します。

つまり瞬間的に反らなければぎっくり腰の8割くらいは回避できます。
それには顔を最後の最後まで上げない癖をつけることです。
顔を先に上げるから体が反ります。

ほんとうに重いものを持ち上げようとするときなどは、腰を落とし、下から支えるように持つので、顔は上がらないものです。意外にぎっくり腰にはなりません。

片手でショイ程度の物を持とうとすると、上から引っ張るようにします。このとき顔が先に上がり、腰が入り、ぎっくり腰になるわけです。

顔を洗った時にぎっくり腰になるのではなく、鏡を見た瞬間になるのです。

2020/9

先週初頭ぐらいから「ぎっくり腰」で飛び込んでくる患者さんがめっぽう増えている。

この時期のぎっくり腰には、通常のそれと違う特徴を見出すことが多い。

※圧痛点があいまい

※確かな発生起因がない(重いものを持った、靴下を履いた瞬間など)

これにより挫傷や急な負荷による筋膜炎でないことがわかる。

だいたいの病理機序はこうなる

強い湿気の影響で腰部の気血の動きが妨げられる。

とくに気の停滞を起こす。

最初は軽い腰の張りを感じ、そうこうしているうちに動けなくなり電話がかかってくる

つまり気滞から血オか気滞から熱化する。

湿邪⇒湿邪のより腰の気滞⇒軽度の気滞が熱化する、あるいは気滞から気滞血オに発展する⇒動けなくなるという機序である。

この湿邪の影響が強く現れるのは起床後~その後3時間くらいまでだから、皆さま一様に午前中に発症している。

湿気が体に及ぼす影響を軽く見てはいけない。 とくにストレスをためているとき。 脂肪で体重が増える傾向にあるとき。 水はけが悪くお腹がプヨプヨ、チャポチャポしてきたときなどは要注意である。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《ぎっくり背中(腰)》に収められています。

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