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2023/3

常用学園教育専攻科の6時間講義を終え、明日は文字通り今期最後の八王子工学院さんの授業です。

※卒業記念講演です。

エスプリの効いた心に残る講義に仕上げたいと思います。

昨今は柔整院がコンビニの数を超えたと言われています。

ならば、鍼灸院もどっこいどっこいでしょう。競争が激しく喰うに困らなないよう研鑽し続けなければなりません。

分析力がなく、痛いところに鍼を打つだけの鍼灸師は淘汰されるでしょう。マジで。

学生という「ぬくぬく」した環境からでは想像できないほど厳しいですよ。

また今回の学生から。うちの塾の初級コースの認定書を出すことになっています(2年間中医基礎を治め試験に合格した方を対象)。

生まれて初めて認定書の授与式というのをやります。

こっちの方がむちゃくちゃ緊張します(笑)

 

 

 

2022/7

久しぶりに中医臨床に原稿を書いた。

『コモンディジーズの中医治療ー浮腫ー』というテーマ。

コモンディジーズ企画の第一弾ということらしい。

こういう企画ものは分をわきまえながら、他の先生方の内容を推理しながら書くので疲れる。

どうも協調することが得意ではないのではないか(今頃気付いている((´∀`*))ヶラヶラ)。

どちらかというと思い通りに書きたい。

以前にも2回ほど連載をもたせてもらったことがある(これはこれで大変なのだが)。

計で70編ほど書いただろうか。

そのうち編集部から『仮免鍼灸からの脱皮』という企画を頂く。

これは教科書(日本の鍼灸の教科書というより中国の鍼灸の教科書)にはこう書いてあるけど、真意はこうだ!とか

内実はこういうことである!とか

日本の鍼灸臨床では、高温多湿を鑑みこう考えたほうが理に適う!

などなどを考えてゆこう!というもの。

僕も一度だけ書いたが、ほとんどうちの塾の先生方にお任せした。

怒ったり、激励したりしながら、連載が切れないように皆で続けてけて来た。

それが今号で50回目を迎えることが出来た。足かけ13年である。

『継続は力なり』

これが何より嬉しいし、有難い。

IMG_0796.JPG

2022/7

今年は5年ぶりに夏の『学生のための漢方講座』の講師を担当します。

このゼミ歴史が長く、初めて手伝わせてもらったのがかれこれ34年ほど前になります

その時経穴学の講師補助。

それから鍼灸治療学、診断学、婦人科総論などの講師をやらせてもらいました。

最近、他の講師に欠員が出た時の助っ人的な役割でしたが、今回は鍼灸学の特講的な役割です。

医大生、薬大生そして鍼灸学生が一同の介するゼミはそう多くありません。

楽しんで参りましょう

2022/5

昨年に続き新宿医療さんの講義が6月から始まります。

今年3校目になります。

ここは若い学生が多く、吸収も良さそうなので、ちょっと新しい内容をぶつけてみようかと考えています。

還暦を迎えた身(自分でもビックリ)として、そろそろ落ち着いた講義を目指したいと思っています。

※ ↑ この写真私ではございません(笑)

2021/9

新宿医療さんも終わり、今月末から東戸塚にある湘南医療さんに出向きます。

早いもので、母校ということもあり臨時で1年限りというお約束で始めたものが・・・・すでに15年以上になりました。

毎年、最上級生を見ますが、これから現場に立つかと思うと、、、、冷や冷やしたり、期待したりと、なかなか以って心が騒がしい((笑))

今期も楽しい出会いがありますように。

※新着時期を過ぎると論文&講義に収められています。

2021/6

今日は新宿医療さんでの講義。

昨年に続き2年目。

僕の場合は主に3年生(最終学年)か教員養成科(2年生)を担当することが多い。

ほとんどがゲスト講師みないな位置づけなので4〜15コマ(1コマ90分)程度。

今回は問診学穴性学痛みに対する技術論補寫論と主要穴の打ち方の順で進める。

学生と市井の臨床家の違いはいわばアマとプロの違い。

技術もさることながら圧倒的にスピード感が異なる。

適宣するツボを探す時間、鍼が決まるまでの時間(必要な響きが出るまでの時間)、分析する時間、方針を決めるまでの時間が圧倒的に学生は長い。

学生のうちからこの辺りを意識しなければ、現場では残念だが無用の長物と化してしまう。

是非に学生にはスピード感を意識しながら患者さんに益する臨床家に育って欲しいと思う。

個人の力は及ぶ範囲が限られている。

しかしそんな個人でも、その個人の数が増えれば、かなり広域な範囲を網羅できる。

ここが教育の役割である。

※新着時期を過ぎると《論文&講義》に収められています。

2020/1

今月末から常陽学園さんの教育専攻科にお邪魔します。

今年で3年目になります。

衛生学園専攻科が廃止後こちらに回るようになりました。

まだお声がけしてくださる学校があり、有難いことだと思います。

ここは東京八丁堀にあり、自宅から地下鉄でいけるので便利です。

一番に楽しいのは授業の構想を考えている時。専攻科は国試と関係ないので、自分の思いどおりにやれるので《イキイキ》とできます。今回は《配穴の作り方》について論じたいと思ってます。

講師が楽しくない授業は生徒も楽しくないでしょう。

ここが終わるとめんどくさい確定申告の時期がやってきます(事務仕事が恐ろしく苦手)

※新着時期を過ぎると左サイドバー《論文&講義》に収められています。

2020/12

1週間かけて塾の会報(千日会報)の原稿を書き上げた。

昔と違い原稿書きは三分の一程度に抑えているものの、ここは自分が作った勉強会なので、書かねばと重い腰を上げている次第である。

前号では締め切り期日を1ヵ月と見間違えて徹夜する羽目に

なので今回はほぼ1ヵ月前に提出するつもりで書きだした。

題材は今胞状奇胎の方を抱えているので血オ治療学を書きたかったが、僕のパートはどちらかというとアジること。

一流とは何かについて論じてきた。

一流とは他人評価で自ら目指す類ではないが、まず大事なことは一流の人に出会うこと肌で感じること

最初はこれに尽きると思う。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《論文&講義》に収められています。

2020/10

今月の頭から母校・湘南医療福祉さんの教壇に立っています。

今年2校目となります。

コロナの影響もあり、例年の半分以下のペースです。

楽といえば楽?少し物足りないといえば物足りない?まぁ〜流れのままにやるしかないですね(* ´艸`)クスクス。

お題目は「臨床中医学」という名の講座。

かれこれ15年ほど続いています。

初めて受け持った生徒さんたちから子供が出来たとかという報告を頂きますからたぶんそれくらい続いています。

生徒さんの力量を図りながら、少し出し入れしていきます。

ひとりでも多くが子が世に出て立派な鍼灸師さんに育ってくれることを願っています。

鍼灸って面白い、凄いって伝えれれば本望です。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《論文&講義》に収められています。

2020/6

季刊誌「中医臨床」の名物コーナーに《針灸質問コーナー》があります。

このコーナーは僕が回答者として書いた記憶がありませんでした。

ところが掃除をしていたらバックナンバーが出てきて通巻116号に証と病位、行気の重要性を論じていました(回答する)。

全く記憶が飛んでいたのでびっくりです。11年前のことでした。

今より複雑な理論体系を構築しています。

今はもう少し粗い((´∀`))ケラケラ

基本は変わりませんが、咀嚼の違いで広げたり、縮めたりします。

理論とは7割以上の事象の「過去のものが分析でき、現状を把握でき、未来を予測できるもの」だと思っています。

その理論の大半は臨床から生まれます。つまり患者さんに教えられるわけです。

有難い話です。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《論文&講義》に収められています。

2020/6

今回は「鍼灸OSAKA」の企画もの。

置鍼について。

置鍼とは鍼を打った後一定時間そのままの状態を保持することを言う(途中に何らかの手技を加えることもあるが)。

お弟子さんに置鍼の基礎理論部分を任せ、それに応じた内容に沿って、いつも僕がやっていること、思うことを書き綴った。

出来不出来は読者に委ねるところであるが、飾らず、素直に書いた点では納得のゆく内容となった。

ただ、入院中のベッドで書いたゆえ、切れ味に欠ける。

傷口の切れ味は鋭いが・・・・

師匠の口癖は「書けて、喋れて、腕が良く、理論にたけ、喰えないと一人前として認めない」だった(なんとレベルの高い五大条件だことか)。

それもあって150本ぐらいは業界紙に論文を掲載する。

最近はなるべく後輩に譲るようにしているのだが、ときおりどうしても、という出版社の依頼で「共同で」という形を取ることもある。

これも後数年だと思っている。

※新着時期を過ぎても左サイドバー《論文&講義》に収められています。

2020/5

今年度初めての講義が決まりました。

新宿医療さん。

湘南さんは後期からとなり、

衛生さんも、常陽さんんも今期はありません。

呉竹さんも中止になりました。

ということで今期の初めが新宿医療さん。

初めて行く学校は実に緊張します。

とくに3カ月以上人前の講義はしていないので尚更です。

婦人科でまとめました。

新しい出会いが楽しいものであることを期待します。

時節柄オンライン授業かと思いましたが、とりあえず生徒の顔が見れるので良かったです。

安全に万全を期しながら務めてまいります。

2020/5

今回鍼灸OSAKAさんに原稿を頼まれていた。

オペの翌日から手が動かないながら、ダブレットを駆使し書き始める。

息切れも半端なく、30分座っているのが限度。

内容は僕としては可もなく不可もなくというか不満はあるが、この環境の中でよくやれたと思う。

マラソンの有村さん風に《自分を褒めてあげたい》と今回だけは思う。

この間にも医道の日本さんからコロナウィルスについての緊急アンケートが飛び込んでくる。

〇×なら良かったのだが、××につき1000字以内でお答えくださいがいくつかある

それも期限内に提出できた。

上出来だろう。

昨年、一昨年は湘南医療さんに加え、常陽学園さんの専攻科の講義を受け持ちました。

今年は新たに新宿医療さんが入っております。

6月です。

なかなか微妙な時期ですね。

7月は東京栄養士会の薬膳部会。これも微妙????

後期は呉竹さんのOB会。これはなんとかなるでしょう。

ほかに特講が3つほど。

自身の塾の講義もはzoomでやるつもりですから、後期もなかなか難しいかも。

ただ、備えあれば憂いなしです。

得意分野などは眼をつぶってもできますが、そこまでルーティーンになると自分の為になりません。

臨床も同じですが、人が変われば「一期一会」

準備だけは怠らないようにしたいものです。

※地方の講義が減り、ご当地名産がたべられないので少し寂しい(オイオイそこかょ)

2020/4

コロナ騒ぎで3~4月の学校の授業がすべてキャンセル。コロナの勢いが止まらなければ5月もなさそう。

塾の講義はzoomによるWeb授業で凌いでいるが、講演会はすべてキャンセル。

せっかく作ったレジメもお蔵入り

しかし、時間ができた分いつも読まない類の本が読めるので、それそれで良いのだろう。

百度で中国のコロナウィルス情報を集めていたが、最近はここから頭を話して色々な本を読んでいる。

心を楽しくさせる工夫も必要だね。

膝を折って力を溜める時期と考えればそれも悪くはないだろう。

2019/11 

出身校である湘南医療福祉さんの後期の授業が始まる。 

臨床中医学を担当。 

穴性学を実技の中で教えている学校はそう多くはない。

60穴ほどセレクトして実際の使い方を教えている。

惜しむなくはこれを使える現場で就職できれば良いが、なかなかないのが実情だ。

ここが一番辛い。 

今月は牧田中医さんの特講にも出して頂いた。 

脳と中医という私にとって考えたこのないテーマを考えることができた貴重な体験であった。 

いつまでたっても修行の身。 

この仕事をする以上は後退は許されない!

2019/10

昨年に続き2連続の大阪での講義。

大阪入りは計で10度目くらいになるだろうか。

今回も実技を入れての5時間強の長丁場

前回は国際会議場?だったか?

朝10時からだと東京からでは間に合わないので、前日に大阪入り。

ところが梅田に1時間前に入ったのに、大阪西口がわからない。

あとから聞いた話では烏森口(なんかこんな名前?すでに記憶がない???)を通称西口というらしい。

ここから会場の横のホテルへの無料送迎バスが出ているということ。

何と凄く並んでいて、3台待っても乗れない、

ということで1分前に会場入り・・・汗汗汗

内容は婦人科の話なので楽しくやれそうですが、前回の「間抜けな行動」の轍を踏まないため、大阪在住の元研修生が会場まで運んでくれました。

ありがたい話です。

年末近く(まだだけど~)になると新年度の企画でなかなか忙しい。

主宰する東京穴性研究会も残すところ後2回。

来年度のプログラムを考える時期だ。

今回、穴性に強い先生方を4人お呼びする。

なかなか面白いものになるだろう。

穴性:現代中医鍼灸の特徴に一つ。経穴の効能を一般に漢字4字で表す。中医病理に対応させる表記となり、従来の症状表記とは一線を期す。鍼灸学校で習うことは皆無(注:私は教えますけど笑)

横浜にある湘南医療福祉専門学校。 母校でも有りますが、後期の講義も早いもので3分の1が過ぎました。 もうこれを10年以上続けています。 1年で辞めるつもりが… 祖父から社会人になるに当たって、教師、銀行員、警察官にはなるな!と諭されています。 祖父が言うには裏と表がある仕事なので、その弱い精神では耐えられない?と言うことが理由でした。 私が言った言葉ではありません、祖父が言ったのです。この職の方々ごめんなさい♀まぁ、軟弱な精神構想は当たっていますが(笑) 昔は講義前は大変苦労しました。 あがり症なので準備が大変。 要点をまとめたり、話す順番を考えたり、眠れなかったり… 今も眠れないことはありますが、これは加齢によるもので意味が違います??? 場数、経験は貴重です。私のような愚者でも、呼吸を合わせながら語ることが出来るようになります。 なんといいますか、そういう自分に切れる日が来ます。 私の場合は直近では学会の実技講義の時でした。 会場で中国人の知人と久し振りに再開。 昔話に花を咲かせていたところ、急に壇上に呼び出されました。 喋ろうとしたところ、レジメかない、ドッキリ。 開き直った瞬間 言葉がとうとうと口から出てきました。 しかもいつも考えていないことまでドンドン出てきます。 自分に驚いている自分を感じながらの講演でした。

2017/10

季刊誌・中医臨床(東洋学術出版社)という雑誌があります。

中医系雑誌の最大手です。

私も2度連載記事を持っていました。

今回の2度目の連載も終わり、一息ついたところです。

後は修正、加筆を加えて書籍化しなければなりません。

しかし、今はどう持ってゆくかの思索段階なので、頭を自由に遊ばせるつもりでした。

ところが・・・・

塾生さんたちの連載(仮免鍼灸からの脱皮シリーズ)のほうに連絡不手際で穴が空くことになりました。

これは凄くまずいので、誰か手を挙げて・・・・・

しかし、〆きりを1か月のところで指名するのはあまりにかわいそう

無慈悲

そこで今回だけ緊急参戦となりました。

実のある内容に仕上げたいと思います。

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