2020/6
今回は「鍼灸OSAKA」の企画もの。
置鍼について。
置鍼とは鍼を打った後一定時間そのままの状態を保持することを言う(途中に何らかの手技を加えることもあるが)。
お弟子さんに置鍼の基礎理論部分を任せ、それに応じた内容に沿って、いつも僕がやっていること、思うことを書き綴った。
出来不出来は読者に委ねるところであるが、飾らず、素直に書いた点では納得のゆく内容となった。
ただ、入院中のベッドで書いたゆえ、切れ味に欠ける。
傷口の切れ味は鋭いが・・・・
師匠の口癖は「書けて、喋れて、腕が良く、理論にたけ、喰えないと一人前として認めない」だった(なんとレベルの高い五大条件だことか)。
それもあって150本ぐらいは業界紙に論文を掲載する。
最近はなるべく後輩に譲るようにしているのだが、ときおりどうしても、という出版社の依頼で「共同で」という形を取ることもある。
これも後数年だと思っている。

※新着時期を過ぎても左サイドバー《論文&講義》に収められています。