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今年も良書と巡り合うことができました。ミヒャエル・エンデ氏の『モモ』や辻信一氏の『常世の舟を漕ぎて』などです。

良書に出会うと自分の内面と直面せざるを得ない状況に追い込まれます。一時には少しばかり精神バランスを崩したりするものですが、そのうち安定に向かい、患者の内面とも今まで以上に対峙できるようになる気がしてきます。

とかく中医書や古典類などの漢字ワールドに浸っていると、また原稿書きに精を取られ過ぎると、心のゆとりがなくなります。

我々は理をもって病態を分析し、技をもって理を表現します。そして心のゆとりをもって患者を包みます。

不惑を過ぎると腕力で治療することにかげりが見えてきます。理や技とともに心の成長が是非に必要になるのではないでしょうか。

心の栄養に気を使いながら日々の臨床を大事にしていきたいものです。

養生は何も体のことだけではないのです 

それには良い本と出合いたいですね。  (医道の日本年頭所感より)

 相手は鏡

職場や学校で理由はわからないのですが、ウマが合わない人がいるものです。

相手が自分のことを嫌っているように感じられたりします。確かに本当に嫌われているケースもあるかもしれません。万人に好かれることなど土台無理ですかね。

人は誰しも、自分の期待を。体で表現します。

何のことかわかりませんね。

例えばあなたが誰かに好意をもっていたら?あなたはその人の前で自然に微笑んだりしませんか?すると相手も何だか嬉しくなり、微笑返しをしてくれます。そこであなたはその人を感じの良い人だと認識し、さらに好意を持つようになります。

中学生に戻りましょう。誰かを始めて好きなっちゃいました。でもこの感情をスートレートに表現

するのを躊躇います。ドキドキして、逆に相手の前でつっけんどんな態度を取ります。

《ザ・思春期》ですね 。

すると相手もあなたに反応して、悪態をついたりします。そこであなたは嫌われたと感じ、この初恋は成就しません。

あなたの職場で、あなたが相手の仕事に集中しているとき、俗に言う聞こえてない状態のときに微笑んだとしたら、当然相手は無視しますね。聞こえてないわけですから。

するとあなたは面白くありません。今度は相手が聞こえている状態のときに微妙に、その感情が態度に出てしまいます。相手もいい感情は持たないでしょうね。

なんとなくしっくりいかない関係が出来てしまいます。

相手の状況を読む。いつもできるだけニュートラルな状態を保つ。

相手が自分を嫌っていると思えば思うほど、

その証拠となる行動のみに注意を払うようになりますよ。

頭が相手のことで一杯になる。

気持ちもアップアップ

心のバランスをとるために

疑う、怒る、嫌う、悪口をいう。

これを僕たちは肝気鬱と呼んでいます。

このうならいためにも、この心の仕組みを憶えてください。

養生にはなる前の知恵も含まれます。

拡大養生論とでもしておきましょう。

2020/5

本日、湿熱性の皮膚疾患を患う患者さんが以下のようなひと言を・・・・

『湿熱を取る食品を食べているのですが、全然効きません』

?????

それは無理でしょうね

まず整理すると湯液(漢方薬)と薬膳(食品)は、

同様の効果(たとえば冷えを取るとか熱を取るとか)があっても、

その強さが全然違います。

たとえるなら、同じ前に進むことができても、自転車と車ぐらいに違いがあります。

急性の皮膚病のような疾患では、通常薬膳での対応は難しいでしょう。

慢性疾患や体質改善的ならば、薬膳で時間をかければ効果が期待できます。

つまり

〇薬効   薬膳(食品))<湯液(漢方薬)

となります。

逆に栄養価は

〇栄養  湯液(漢方薬)<薬膳(食品)

となります。

これは鍼灸と家庭で行うツボ療法にも言えることです。

火事のときはやはり消防車に出動してもらい、落ちついたら薬膳、家庭のツボ療法などで、体質を徐々に変えて行くという視点が必要ではないでしょうか。

何事も適材適所が大事ですね。

R1,12/10

ご無沙汰しております。金澤です。

最近まったくブログを書いていませんでした(>_<)

12月に入って気温がまた下がってきました。

特に大和は風が冷たく感じます(+_+)これ他の地域から来ると違いが分かります。

こういう時期は寒凝(かんぎょう)気滞や血オという病理になりやすいです。

文字の通り、寒さで凝り固まり、気の滞りや血の滞りを起こしてしまう状態になります。

寒さでギュっと筋肉が収縮してしまうわけです(>_<)

臨床をみると整形外科系の疾患は寒凝の影響をかなり受ける印象があります。

腰や首、背中や足の痛みやつりやすくなったりします。

生理痛も寒凝の影響を受けやすい時期になります。

いつもと違う生理痛がある、いつもより生理痛がきついという方の中には、この寒凝の影響で強くなる人もいらっしゃいます。

寒い中に長時間いることや、頻度が多い方は極力減らすように心がけてください。

なかなか難しいは冷えた際はいつも以上に温めを意識してください。

暖かくなることならお風呂でも、食べ物でも運動でも構いません。何か対策を講じることをお勧め致します(-ω-)/

今年も残り少ないですが養生しながら年を越しましょうね( `ー´)ノ

1/10/7 

問診、とくに初診の患者さんを診る際に、必ず心に留めていることがあります。 

この方はいつもどんな感情を育てているのだろうか?というのがそれ。 

このあるごとに怒り(̴̆Ɛ̴̆)を育てている方がいます。

 焦り(ーー;)を育てている方がおられます。 

悲しみを育てている方も少なくありません。 

時折、喜びを育てている方もいますが笑 

どの感情に栄養をあげ、水を汲めるかはご自身の選択であり、私どもにはどうすることもできません。 

是非の問題ではなく、生き方の問題ですから。 

でも私の立場として申し上げますと、怒り、焦り、悲しみを育てていると、体を確実に蝕みます。 

怒りは痛みを引き起こしやすいものです。 

焦りは自律神経の働きを阻害します。

 悲しみは余計な気を消耗を招き、疲れやすい体を作ります。 

ひと呼吸置いて考えましょう!! どんな感情を育てているかを考えましょう。 

どんなに大きな壁が目の前を覆っていようと、必ず隙間はあるものです。 

まず深く深呼吸することで「余裕」という武器を手に入れてください。

R1,12/19

お疲れ様です。金澤です。

今年も残り僅かになりました。

年末から年始にかけて宴会などの食べる飲む機会が多くなってきます。

ついつい飲み過ぎ食べ過ぎてしまう傾向になります。

飲み過ぎ食べ過ぎが胃腸機能の失調を及ぼしやすくなります。機能失調から内湿や痰飲といった余剰な水や水の塊みたいなものが形成されやすくなります。

食べるな飲むな行くなとは思いません(-ω-)/僕も食べるのも飲むのも好きです☆

楽しく美味しく食べ飲みできるは良いですよね(^O^)/

入れる量が多くなれば前後で入れる量を減らすなり運動するなりした方がお勧めです。大事なのはトータルでいつもと同じを目標にします。

運動と食べる量が比例するものではありませんが意識の持ち方になります。

食料難の時代とは違って、いつでもどこでも食事がとれることは有難い反面、食べ過ぎ飲み過ぎの影響を身体は受けていることは事実かもしれませんね…

今朝、着替え中に自分のお腹をみて今年も戒に書いてみました…(´-ω-`)

今年も残り少ないですが体調崩さないよう養生しましょう!

R1,7/29

お疲れ様です。金澤です。

夏のイメージは暑いですね!そこに関連づけると冷たい飲み物、アイス、海やプール、エアコン、概ね冷たいなどの連想するものが挙がってきます(-ω-)/

暑い日にキンキンのビールやアイス美味しいですね笑

養生には冷たい物には極力気を付けましょうと言いますが、それはなぜでしょうか?

東洋医学の考え方で臓腑の脾陽(ひよう)を損ないやすいからです。脾とは消化器系と考えてください。陽とは温める力、お腹の活動力を指します。

この脾陽の力を落としてしまうのが冷たい物になります。お湯に冷水を入れると温度が下がってしまうのと同じでお腹に冷たい物が入ると陽の力が落ちやすくなります。

初期段階であれば腹痛や下痢、浮腫みなどが多くみられますが、長期化すると消化する力や食欲が落ちる、食べたくないといった、いわゆる夏バテに移行しやすくなります。

とはいっても冷たい物が恋しくなる時期です。笑

それは僕だけですかね?!

冷たい物を取ったからといって、すぐに脾陽を損なうことはありません。冷たい物でお腹が冷えて急性の腹痛、下痢の症状が出ることはあるかもしれませんが…

人によって脾陽の強さは違いますが、①頻度、②量が大切になってきます。

①頻度

暑くなると冷たい飲み物、冷たい食べ物(アイスなどのお菓子や食べ物)を口にする頻度は高くなります。冷たい物がお腹に入る頻度が高いと脾陽が回復せずに落ちてきてしまいます。

②量

頻度と比例する部分もありますが暑いと汗をかきやすいので水分量は増えます。おまけに冷たい飲み物を暑い時期は好むと思われます。冷たい物の量が多いと陽気を消費する量も多いのです。

夏の時期になると他の季節より冷たい物の量、頻度も増える傾向にあります。

冷たい物の影響で夏バテ、食欲が落ちてしまう方もいらっしゃいます。夏バテしてしまう方で当てはまるようでしたら頻度、量を意識してみてはいかがでしょうか?

僕も食欲落ちてきたなと思ったら先ずビールの量を減らすようにしてます笑

暑い時期に入ったので上手く乗り切りましょー(^^)/

R1,7/18

お疲れ様です。金澤です。

蒸し暑くなりましたね(>_<)身体がついていきませんね!

今日は「お腹が減る」ことについて

治療中に朝・昼・晩三食食べてますか?と聞くと大体の方は食べてます。というお答えを頂きます。

中には2食や1食の方もいらっしゃいますが話がズレるので置きます(-ω-)/

そこにもう一つ付け加えます。お腹が減って食べたいという欲求があって食べるか?と聞くと意外と少ないものです。

お腹が減ったら食べられる環境であれば問題ないかもしれませんが、そうでもないことが多いということなのしょう。または一人でなければそうもいきませんからね〜。身体からお腹減ったサインが来る前に食べておけばサインが出るのは遅くなりますからね☆

お腹が減るということを別視点で書いてみます

お腹が減るということは

・胃腸が飲食物を受け入れる準備が整ったといこと→内容物がない状態なので胃腸が疲労しにくい

・胃腸の消化を十分に発揮しやすい環境→気血生成の効率が良い

・消化をしっかり終えて胃腸が休みを取り終えましたよというサイン→胃腸運動後の回復

このような視点でも取れます

反対にお腹が減るサインが出ないで食べると考えられることを書いてみます

・胃腸の準備が整っていないで食べ物を取ると胃腸は休まりません。→胃腸の疲労(気虚)。→胃腸の張り(気滞)。溜まる(食滞)。

・消化から吸収過程での気血の産生力の低下(気血の不足)。→疲れやすい、長期化すると体重減少。もしくは余分な水分の貯留(内湿)。体重の増加、お腹につきやすい傾向。

人によって消化スピードの違いや、その時の状態で消化能力は変わってきます。

食べることだけが気血(エネルギー)を産生させることではありません。受け入れる身体の状態も気血を作る大事な要素になります('ω')身体の声を聴くのも大事なことです。

梅雨から夏にかけて胃腸の疲れが出やすい時期になります。このような考え方もあると頭の隅に置いてみてください。

おしまい

R1.9/26

お疲れ様YOー\(~o~)/金澤ですYOー!

はい、すみません。調子に乗りましたm(_ _)m

今日のお題が「リズム」ということなので冒頭からテンション上げていきました!笑

冒頭から暴投…はい、ごめんなさい!!

リズムとは大まかにいうと強弱・明暗・遅速などの周期的な反復のこと。よく音楽系ではよく用いられている印象があります。今回は身体のリズムについて書いてみたいと思います!

よく「生活のリズムが狂う」など聞きます。これは何を示すのでしょうか?

大きく捉えると、その人にとっての生活スタイルのペース(周期性)が保たれていないということになります。

歩行で例えてみます

歩くスピードがものすごく早い方と比較的ゆっくり歩いている方を外に出ると見かけると思います。

早く歩く人がゆっくり歩くとペースが乱れます。

反対にゆっくり歩く人が早く歩くとペースが乱れます。

歩行スピードを無意識に行っているので意識してスピードを増減することはペースが乱されていることになります。

上記の歩行で例えましたが日常生活でペースを乱れることは沢山あります。人によって感受性は違いますが…もう少し書いてみます。

・生活環境が変わった

・仕事の内容が変わった(異動や転職)

・気を遣いすぎる環境にいた

・いつもより早く起きるor遅く寝ることが多かった

・気になる・心配事・考え事でリラックスできなかった

など…

人によってペースの乱れが変わるので一概にこれとは言えませんが、よく聞くと例ではこのような事が多いです。

一過性であれば、ご自身で戻すように調整できるのですが中長期(人にもよりますが1wから2,3カ月以上)になると身体に負荷が生まれやすくなります。

次回は生活リズムが乱れることで、東洋医学的にどのようなことが起こりやすいか書いていきます。

R1、9/21

お疲れ様です。金澤です。

朝晩肌寒くなってきました(>_<)

カゼを引いている方が多くなってきたのでお気を付けください。

朝晩は寒くても日中は暑い、もしくは動いていると暑い、動いていないと寒い・冷える・涼しいといった感じ方をするのではないでしょうか?この時期は体温調節が難しいです(´-ω-`)

この時期に急性の多い病理は

・風寒(ふうかん)→イメージでは冷たい風が悪さをして症状を現すもの

・寒湿(かんしつ)→イメージでは外の湿度か身体のお水に寒性(冷えを帯びる)ものが悪さをして症状を現すもの

この二つが多くなります。

よくある症状で言えばカゼ症状(咳・鼻水・くしゃみ・発熱)・神経痛・急性腰痛・寝違え・めまい・腹部症状・生理症状このあたりがよく診る症状になります。

風寒・風湿を呼び込まない対策としては

①身体を温かくする時間を確保する

当たり前のこと言うなよと思われるかもしれません(>_<)

この時期はまだまだシャワーだけで終わりにしてしまう方や、薄着で寝てしまう方、薄着で出かけて冷えてしまっていることが多いように思います。冷たい風に当たる総量は暑い時に比べて多くなってきているので温めを意識していった方が養生になります。

②足首・首回り・背中を冷たい風から守る

外からの冷気は関節周りに溜まり易かったり、背中から侵入してきます。

足首や首回り背中を保護できるようものを身に着けるようにしましょう。

③汗をかかせる

冷汗や脂汗ではないですよ(*_*;

運動やお風呂で発汗させることを意識してみてください。

・発汗させることで身体の余分なお水を排出させてくれます。余分なお水があると場合によっては悪さします。

・発汗に伴い気の巡りが良くなります。身体の気の偏在が少なくなるので悪さをするものを防いでくれます。

・身体の熱生産。これは運動>風呂になります。熱を身体の中で産生することで余分なお水の発散、気の巡りを良くします。運動後は暑く感じますが汗を拭いて薄着でいる時間を極力少なくしましょう。

ざっとこんな感じです( `ー´)ノ

すべて行うことは難しいと思うので先ずはできる範囲で行ってみてください。

養生法になるので症状が出る前にできることをしてみてください。

H31,4/8

お疲れ様です。金澤です。

寒いです(+o+)昨日は暖かかったのに(;・∀・)

今回のお題は「積極的休息」です。野球の大谷くんがボールを投げて測るのは球速です…

はい、ごめんなさい(´-ω-`)捻りが足りませんね…

積極的休息(休養とも呼ばれている)と聞いて皆さんは、どのような休息を思い浮かべますか?

積極的に布団で横になれ!や、積極的にゴロゴロしろ!と思い浮かべませんか?私は思い浮かべました。なんせ寝るのが大好きだからです!都合の良い自己解釈過ぎますか?笑

辞書で調べてみると

疲労回復早める目的で、疲労蓄積した後に、軽い運動ストレッチなどを行う休養法を意味する語。積極的休養により、何もしないよりも疲労物質除去されやすくなるといわれている。積極的休養に対して運動をせずに横たわるなどの休養法は消極的休養呼ばれる と書いてあります。

フムフム、私が思っていたことは消極的休息に位置づけられるのですね。

積極と消極は単なる対義としてで、良い悪いという意味ではなく”休息の種類”によって使い分けているのですね!

積極的休息には色んな意味を含むみたいなのですが、ここでは身体を動かすことについて取り上げていきます、

書く量が多くなりそうなので分けてアップしていきますねヽ(^。^)ノ

H31,4/9

お疲れ様です。金澤です。

昨日2食分作った味噌汁を今日の朝、食べようとしたら…

具が…ない( ゚Д゚)配分を間違えましたね!9対1くらいの割合でした!笑

昨日から記事を挙げている「積極的休息」の続きになります。

簡単に言うと

積極的休息は”動”で身体を休息させる方法。

消極的休息は”静”で身体を休息させる方法。

という括りになります。

積極的休息の具体的なものはウォーキングやジョギング、ストレッチなどの運動を指すことが多いみたいです。心肺機能や筋肉に低い負荷をかけることで循環を促し疲労を取り除く考え方です。

間違っても全力ダッシュやウサギ跳び(古いか!?)などの高負荷の運動は疲労を助長させてしまうので止めましょう。笑

目的によって変わりますが、あくまでも休息(疲労の回復)という位置づけになります。

疲労も東洋医学では実(余剰なもの影響)と虚(足りないことの影響)で分けられます。東洋医学視点で考えれば実の疲労に積極的休息方法はかなり有効なものと考えられます。これはまた次に書きますね。

積極的休息と消極的休息どちらが良い悪い・優劣ではなく体調によって使い分け、バランスが大事です!

冒頭で書いた汁と具のバランスと一緒ですね!?!?自分では良い締め方だと思ってます。笑

おしまい

H31,4/11

お疲れ様です!金澤です。

春の季節を感じます!気候もですが、精神的、肉体的にも変化が起こりやすい時期になります!

今日、通勤中に観察していたら色んなことがみられたので、ボソッと書いてみました(>_<)

さて今回で積極的休息の最終回になります。

前回、東洋医学は疲労を虚と実に大きく分けます、そして実の疲労であれば積極的休息の効果は感じられやすいと書きました。

具体的に実、ってどのようなことを指すの?となりますよね(。´・ω・)?

東洋医学用語で気滞(気の滞り)や内湿(余剰なお水が体内に溜まっている状態)が実に分類されるものになります。他にも実はあるのですが、この気滞・内湿病理から影響するものは比較的動かすと緩解しやすくなります。

ここでもう一つ疑問が出ますね!ご自身が実の疲労に当てはまるか否か?ということ。

実際の所、お話を聞いてみないと分からない部分もあります。こういう症状があると当てはまりますとは言い切れないですし、そんな簡単にこうだとは私は言えません。まずはできる範囲から試してみる、それを少なくとも3カ月は継続してみるの良いかもしれませんね〜

休息方法の一つの選択肢として頭にいれて頂けたら幸いですm(_ _)m

~院長より~

ちょっと尻切れトンボ。目安として実の疲労は「張、満、重(はりまんじゅう)」と覚えてください。

※肩とか腰とかが張っている

※胃がすぐに一杯(満る)になる

※頭や全身、あるいは脚が重い

などなどです。

2020/4

本来、私たちの体には自然治癒力が備わっています。

例えば、肩こりや疲労、そして、ちょっとしたケガや病気まで・・・。

自然治癒力がバランスよく働くことができれば、

充分に回復することが可能なのです。

そのカギを握る一つに『呼吸』が大きく影響しています。

この世に生まれる前の胎児の時から、この世に生まれて、去るまで、

ずっと、私たちは『呼吸』と共に生きています。

では、呼吸が浅い時は、どんな時でしょうか・・・。

逆に、呼吸が深い時は、どんな時でしょうか・・・。

呼吸を意識するだけでも、硬直した部分は緩みはじめ、

緩んだ部位はよみがえり、充分に自然治癒力が高まります。

お臍と恥骨の間にある『関元』(丹田とも言われている)に

軽く両手を添えて、深くゆっくり深呼吸をしてみましょう。

一日一回、短い時間でも呼吸LIFEを取り入れることで、

鍼灸治療との相乗効果も深まっていきます。

2014/2/2

鍼灸治療でよく使われている『ツボ』

WHOで認められているものは361と言われています。

しかし、それに限らず、身体に点在するツボは、

それ以上にあると言われていて、

2000か所を超えるとも言われています。

そのツボって、一体、何でしょうか?

『経絡』と言われている気(エネルギー)の通り道でもあり、

臓腑(内臓・身体の器官と考えているもの)と

気・血・津液(身体のエネルギーの源)を

つなぐものの上に存在していたり、

またはそれに外れた場所にあったりします。

身体の中の内臓・神経・血液循環・精神などに

何かしら異常とキャッチすると、

おのずとそのツボは危険信号を出してくれます。

例えば、押して弾力が強かったり、弱かったり・・・。

それが、しこりや痛みなどといった症状として

現れることもあります。

ツボは、いのちそのものの流れに

直接、触れされてくれる知恵なのです。

毎日いくつか決めたツボを触れてみましょう。

足三里、太衝、合谷あたりがよいでしょう。

※硬いか柔らかいか?

※乾いているか湿っている?

※押すと心地よいか痛いか?

などから探るとよいでしょう。

お試しあれ

2017/1/26

満月の日になると、産婦人科が出産ラッシュで

忙しくなるという話を聞いたことはないでしょうか。

自然界の潮の満ち引きがあるように

人間の身体の中にも、

そのような流れやサイクルがあるようですね。

また季節の変わり目、

年4回ある土用の日あたりに

体調を崩しやすい方もいらっしゃいます。

さらに、漁師さんや農家の方々といった

職人さんたちのお仕事は、

日々の自然界の天候によって

その日の仕事の状態がわかるそうです。

それほど、人間の身体は自然界と

密接な関係にあります。

体調がよくない時に自然界の様子にも

目を向けてみると、思いがけないところに

ヒントが隠されていると思います。

何故ならば、人間も自然の一部だからです。

~院長より~

詰まったとき、少し体調が不調のときなど、自然を思い出してみるのも一興です。

そうですね、例えば5分くらい外の音を聞いてみるとか

雨の音、風の声・・・

少し頭がすっきりするものです。

体が緩んでくる感じもします。

2014/1/12

冬の季節は、立冬から立春までの間。

立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒という6つの

節気を通じて、一年の中で最も寒い季節です。

それに北風が吹くと、一番、過ごしにくい季節になります。

冬の特徴は、寒く乾燥していること。

寒さによって、身体のボイラー役である陽気が

阻帯されるため、冷え・乾燥・痛み・しもやけなどといった

気血の循環が悪くなる症状が現れやすくなります。

寒い冬に最も大切なことは、

身体を温めること。

身体の陰陽バランスをとるために

早く寝て、遅く起きる。というような

《睡眠時間を長め》にとることです。

〜院長より〜

この考えは伝統医学の最大のバイブル素問の中にありますね

2014/1/5

節句は日本伝統的なものです。

年中行事を行う節目の日であり、

5節句ある中の一つである

1/7は『人日(じんじつ)の節句』となります。

一般的に言われる『七草の節句』と呼ばれるものです。

1年間の無病息災を願って、

七草粥を食べる風習があります。

12月のクリスマスからお正月にかけて、

普段とは違ったご馳走を食べた方も

きっと多いことでしょう。

そうすると、ちょうど今ぐらいの時期に

胃腸のお疲れが出やすくなり、

体調を崩しやすい傾向になるのです。

《七草粥》を食べ、疲れた胃腸を労わってあげましょう。

2013/12/29

今年もあと数日となりました。

昔から、縁起がいいとされてきた『お蕎麦』は

おめでたい席で食べられてきたものです。

年越し蕎麦は、大晦日の晩、

『そばを食べると長生きできる』という

風習があるんだとか。

例えば、引っ越し蕎麦は、ご近所蕎麦を配り、

『細く長いお付き合いを』という願いから。

お蕎麦というと、音を食べる独特の食べ方は、

江戸の町に多かった職人さんが素早く食事を

済ませる姿から生まれたそうです。

そして、現在のお蕎麦は茹でるのがほとんど。

昔は、蒸籠で蒸して作っていた名残から、

『せいろ蕎麦』として定着するようになりました。

お蕎麦を食べ、よい年越しをお迎え下さい。

2013/12/22

日本では、昔、12月に法師を呼び、

お経をあげてもらう習慣があったそうです。

『法師が家々を走り回る』ということから、

『師走』と命名されたという説もあります。

12月22日は、日照時間が最短となる時で、

陰陽の変化が変わっていく時期でもあります。

冬至の日に、身体を温めて、胃腸の吸収力を高め、

元気をつける《かぼちゃ》を食べ、

気の巡りをよくするゆず湯に入ると

風邪をひかないとも言われています。

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