〒242-0021 神奈川県大和市中央3-8-26 杉中央ビル1階

営業時間
9:30~18:30
定休日

水曜日・金曜日・日曜日・祝日
ただし急を要する方には第2・第4日曜日にて
個別対応も可能なこともあります。前日までにご相談ください。

2013/12/15

師走の時期を迎え、12月ももう半ばとなりました。

この時期は、心身共にとても慌ただしく感じてしまいます。

この忙しさは、自分の外側で起きている現実です。

だからこそ、数分でもいいのです。

自分の時間の数分を『心の静けさ』に当て、

じっくりと味わい、感じてほしいものです。

何故ならば、自然界では、22日の冬至まで、

『陽』の気が短くなり、『陰』の気が極まっていきます。

この陰陽バランスの変わり目の時期は、古くから、いろんな文献にも

『身体も心もバランスを崩しやすいため、気をつけるように。』

とも書かれているほどです。

数分、ゆっくりと深呼吸をするだけでも、静けさに浸ることができ、

緊張している身体も心も緩むと思います。

おはようございます!金澤です。

北風が寒いです!いつも、いつも寒いといってうるさいですね(>_<)

水曜日はさくら堂は休診になります。そのお休みで私は別の職場でも働いております。

昨日、担当の老人ホームの患者さんが口腔ケアの講座に出たいので少し待ってほしいと言われたので、私も施設にお願いして講座に出席させて頂きました。笑

簡単にまとめました

1、入歯の洗浄剤は20〜30分漬けたら流して、新しい水につけておく。洗浄剤の力で入歯がダメになるので。

2、歯ブラシは硬めではなく柔らかめで毛先の多いブラシを使う。歯茎を傷つけて歯肉炎になりやすいため。柔らかいブラシで歯肉もマッサージする。

3、歯磨き粉は少なめで。歯磨き粉の研磨剤が歯を摩耗させる

4、リスク部位(歯垢が溜まりやすい場所)はそれ専用の歯ブラシを使った方が望ましい。リスク部位に歯垢、歯石が長期間残っていると歯を溶かしてしまったり、歯肉が炎症を起こしてしまうそうです。

虫歯や歯肉の症状はすぐに出現することはありません。日頃のケアでできることはあるので毎日のケアを大切にすることが大切なんだと改めて感じました。毎日の積み重ね大事にします。

私は硬め歯ブラシでごしごししていたので帰りに柔らかめの歯ブラシを買って昨日から即実践しています!笑

おしまい

おはようございます。金澤です。

台風21号が関西を通過しているみたいですね。今朝の通勤、台風の影響で関東も交通機関に影響が出ていました。外出される方は気をつけてください(^^ゞ

最近、台風に名前ついてますよね…あれ、面白いですね!面白いの意味は読み手のご想像にお任せします。笑

さて、今日のお題は「痛みとお通じ」です!

急性の激痛を伴う疾患でよく見受けられるのですが、受傷後にお通じが出にくくなる方がいらっしゃいます。特にぎっくり腰や胸椎・腰椎の圧迫骨折後などの腰背部痛に多いように感じます。

強い痛みを生じると東洋医学でいう気の生理機能が失調します。特に、この話でいうと消化管の機能失調が顕在化してきます。消化管の機能は食べて出す、上から入れ下に出す!です。(二回言わなくても良いか…)消化管は他にも機能はありますが、ここは単純な気の方向性、ベクトルにフォーカスした話です。先ほども挙げたように痛みで大腸の機能が失調すると、お通じが出にくくなる方がいらっしゃいます。このような場合、鎮痛と同時に通便を治療に組み込むと効果がよい傾向になります。

~院長~

これは伝統医学の極意のひとつです。

1 便を出すことにより気の停滞を促す

2 便を出すことにより熱を取る

が主作用です。

湯液(漢方薬)にはこの使い方が多いですね。

なら急性疼痛で主因が気滞血オであるか血オから熱化したものに有効となります。

支溝、三陽絡、次リョウなどがこのような役割のあるツボですが、端的に下剤を使っても良いと思いますよ。ただし下剤はこの

ような状態の時だけにしてください。乱用は勧めいたしません。

問診で夜間尿の有無、回数を尋ねることがあります。

中医学では、身体の中(臓腑)の力を診るのに、生活スタイルの現状を詳しく聞いていきます。

今回の記事で言えば夜間尿は腎の力(下腹部あたり)を診る一つの問診になります。

尿を貯める器として膀胱があり、尿を漏らさず溜め込む力や溜めた尿を排泄する機能を腎気が担っています。膀胱は器としての実体、腎気は機能的な性質として考えるとイメージしやすいでしょう。

日中起きてる時は一般的に2〜3時間に一度は行かれるかと思います。

いっぽうで夜は連続睡眠がとれる方は6〜7時間ほどトイレに行くことがなくなります。

上記の事だけ見れば、みなさん睡眠中に一度は起きてしまうことになりますが、起きないことの方がが多いです。それは腎気の溜め込む力が働いてるから睡眠中に起きないと読むこともできるのです。

夜間尿がある方は腎気の力が落ちている可能性もあり、主訴と絡むようであれば腎気の力を上げていくことも治療の中に加味していきます。

この腎が弱く、夜間膀胱に尿をため込むことができない方には《四股》をお勧めします。

あのお相撲さんが土俵でやる儀式?というか動作です。

あれは足腰の強化、臓腑レベルでいえば腎の強化運動です。

だから稽古中も必ずやるわけです。

あの体重を支える腎(腰)が弱ければすぐに怪我をし、すぐに内臓疾患にかかります。

極端な言い方ですが、

異常なまでに体重を増やしていきながら、病気や怪我を防ぐ防波堤が四股だと考えています。

2020/5

いつも患者の足首を凝視?します。別にフェチではありません(笑)

足首は情報の宝庫。

とくに腎に纏わる情報と血に纏わる情報の宝庫。

ツボでも足首には腎を補う(補腎)のものが数多くあります。

座った状態で左右10回、これだけでも腎の予防になります。

※最近歩いていて膝がガクっと折れる。膝が変形していると診断された方

試してみてくださいねー

お疲れ様です。金澤です。

治療上、問診で倦怠感の有無を尋ねたりします。患者さんの主訴で治療することもあります。

倦怠感とは、”身体がだるい””身体がしんどい”など何か行動するときの疲れやすさや脱力感だけでなく、”やる気が出ない””集中力が続かない”などの精神疲労も含みます。

臨床上、倦怠感だけでは身体の状態が見えないので具体的に聞きます。

東洋医学での分類を3つ

1、気虚:気の不足を指します。気はエネルギーであり身体の活動を主っています。気虚によりエネルギーが不足すると活動能力が低下し倦怠感が出てきます。代表的な例は疲労悪化、夕方悪化、長期の睡眠不足や多忙なライフ・ワークスタイルなど

2、水湿(痰飲):余分なお水を指します。余分なお水が身体に溜まって動きにくくなり倦怠感を出します。洋服が雨に濡れて重い状態とイメージするとわかりやすいかもしれません。この場合、動き始めが辛いですが動いていくと緩解すると因子があります。動くことによって水が還流し倦怠感がとれやすくなります。代表的な例、下肢を中心とした倦怠感(水は重力によって下に落ちやすい)、胃腸の疲労、食後悪化など

3、肝気鬱(気滞)気の停滞を指します。肝の疏泄が気の巡りを調節しています。この疏泄の失調が起こることを肝気鬱と言います。肝の疏泄はのびのび気持ちよくしていると順調にめぐりますが反対に悶々とした気持ちや不快な気持ちになったりすると疏泄失調が起こりやすいです。

このケースは倦怠感があるにも関わらず行動との矛盾があります。倦怠感があるが動いてしまう(正確に言えば動かなければならないかも)、たくさん喋るかたもいらっしゃいます。気の停滞を動かすために身体を動かして巡らせているものだと感じます。一般的に倦怠感がある方は休むと思いやすいですが倦怠感=休みたいではないのです。

このように倦怠感といっても色々な性格や特徴があります。それを分析しながら治療を行います。

~院長より~

ここに挙げたのは大きく3タイプ。

あなたはどのタイプが強いでしょうか?

※気虚タイプ:とにかく休息です。睡眠が最も効果的です。疲労の蓄積を避ける《5:1の法則》を習慣化しましょう。50分仕事したら10分休むという意味です。

※水湿タイプ:水分、陰陵泉の2穴にお灸(千年灸で可)もよいです。末端(手先、足先)をよく動かすこともお灸同等の効果があります。

※肝気鬱タイプ:適度な運動が効果的です。これが筋肉疲労があれわれます。ここは疲れている。でもここは動かしたいという感じです。まぁ~、精神疲労が加わるとこれもわからなくなりますが。。。とにかく全身を均等化するイメージの大きなストレッチなどは効果的ですね。 

2015/10/28

10月も今週で終わりです。

今週末はハロウィン。

私の小さい頃は、日本ではハロウィンという

イベントはまだなかった時代でした。

日本でも賑やかになったのは、いつ頃からでしょうか。。。

秋という季節は、とても気持ちが沈みやすかったり

気分がウツウツとしやすいと言われています。

そうすると、肺の元気を失い、免疫力が低下し、

風邪をひきやすかったりと体調を崩しやすい

きっかけに繋がっていきます。

この際、ハロウィンや芸術などといった

いろんなイベントを楽しんで気持ちを和ませてあげましょう。

笑うことや楽しいことは肺を丈夫にすることでもあります。

結果的に免疫力を高めることに繋がります。

これも大きな養生の一つです。

2020/5 

「以静制躁」は静を以って躁を制すと読ませます。 道教の養生法のひとつです。

 私が日頃から大事に温めている言葉です。 躁はザワザワした気持ち、モヤモヤした気持ち、ソワソワした気持ちなとの総称です。 静は穏やかな心もち、落ち着いた所作、緩やかな呼吸などを総称します。 まぁ、単純に言えば落ち着かない心は静かな行動様式で対処しなさい、という意味です。 昨今の世情にぴったりマッチした言葉でしょう。

今日はいつもより3時間前出勤して、お茶しながら好きな本を読んでいます。 

お隣のおじさんが競馬の話をしていても気になりません。

私もおじさんですから! なんだその1000円で43万円儲けた面白いなぁ、負けた話はしない???

本題に入りますね、静かな行動様式何を指すのでしょうか? これはもう複合の絡め技です。日頃からの多少の訓練が必要です。

1 大息 ゆっくりゆっくり呼吸することです。当たり前ですが、心が落ち着かないときは、呼吸が浅いか早いかのどちらか、または両方に傾きます。日頃からときに触れて呼吸を調整しておくことが肝要です。

2 日常の所作 呼吸とともに大事なことは日頃の立ち居振る舞いになります。

座り方、立ち方、歩き方、喋り方などが入ります。綺麗、凛とした感じをキーに据え、見直してみましょう。その為に体幹を鍛えるトレーニングもあります。

3 知恵 それでも人間関係が複雑、希薄な昨今ではザワザワした感覚に囚われることがあると思います。昨今の世情に限りませんが(笑)。時折患者さんでもおられるのですが、わざわざ火中の栗を拾いにいく方が…、ここで社会人として培った知恵を発揮しましょう。予想出来る心の穏やかならぬ状況からは一定の距離を保って下さい。あらゆる知恵を絞って回避します。

4 それでもダメなら形にする 最後にここまでやってもダメなときもあります。何か渦中の災い?の中にいるときは、こんなこと全て忘れていますから、だいたいが反射、パターンで行動しています。

冷静さを取り戻したときは後の祭り。こういうときは「瀉」を使います。瀉は吐き出すことを指します。わたし的な言い回しなら形にする。ソワソワ、ザワザワなどを運動、言葉、高島屋のコート?、なんでも良いですから目に見えるものに変え、内側から引っ張り出します。心理分析するのも悪くはありませんが、形に変えた方が実践力があります。そんなときは友達ってありがたやー、きっと思います。

2020/5

早いものです。もう5月に入りました。・・・と言っているうちに春になり、夏になり、そして爺さんになっていくのでしょう。

最近、私が通勤に使う東横線が遅れます。ほぼ毎日遅れます。

神奈川と埼玉が乗り換えなしで結ばれたため、埼玉での遅れや都内の地下鉄線内の遅れが、直に影響するようになりました。 

あまりに連絡網を密にするのも考えものだなぁ〜、という気持ちにさせられます。

こういうのを「便利の不便」と言うのでしょう。 

便利は行き過ぎると弊害も大きくなる典型でしょう。 

車にばかり乗るー歩かなくなるー足が弱くなる。 

パソコンで文章を書くー漢字が書けなくなる。 時々黒板で字を書くとき、らしい漢字は書けますが、微妙に違う( 伝統医学系の漢字は結構難しい・・・苦しい言い訳)

これは養生を考えるときに結構大事な視点です。

あれをしましょう。これをやめましょう、も大事ですが、一度日常生活を振り返ってみませんか?

必要以上の便利を享受していないでしょうか?

わずか数十mの階段を歩くだけでも×365日なら良い運動になります。

こういうものを探して是正するだけけっこうな養生法になるものもあるのです。

早速リストを作ってみてください。


2016/1/13

年が明けてからとても暖かい日が続きましたが

この1〜2日、急激に寒くなりました。

この急激な温度差によって、調子がよくない方が

増えています。

急激な温度差は身体の他に自律神経にも

大きく影響を受けやすいものです。

気持ちよく年を明けたのに、何故か気分がスッキリしない!

という方もいらっしゃるかもしれませんね。

自然界に逆らうことはもちろんできません。

ただ今の状況と上手にお付き合いしていく方法は

充分にあります。

ちょっと身体がおかしいな〜と思ったら、

早めの治療を受けることがお薦めです。

温かなものを食べて、心を温かくしてお過ごし下さい。

2014/2/8

昨夜ソチ冬季五輪の開会式でした。

夜1時まで起きていたのですが、体力が持たず寝てしまいました(あぁ〜残念)

朝起きると予報通り大雪です。

当院は市外、県外からの患者さんが圧倒的に多いので、キャンセル続発になるでしょう(笑)

予想通り8割強の方からキャンセルのお電話が・・・・・・

お蔭で仕事中にブログが書けることに・・・・・

こういう日はへたに外出すると

風邪を引く、急性腰痛を起こすなど、思わぬアクシデントに見舞われます。

くれぐれもご注意を。

私の田舎ではこのような天候の際、

マフラーを首にひと巻きした後、

耳から側頭部、そして頭頂部を通し、反対の耳まで持って行き、また首に巻きます。

かなり防寒に役立ちます。

リアリティーな巻き方です。

これも養生テクといえなくもないですね

2013/12

2年前から低炭素の食事に気をつけています。

朝は豆乳に黒ゴマを混ぜたもの、果物ひとつ、ナッツ類をちょっと。

昼は生活クラブのお弁当。

夜は野菜中心で、お魚かお肉あるいは卵で終わります。ご飯(お米)はお昼だけ。

68㌔から徐々に落ち、今は54㌔をキープしています。

私のような元来夕食が遅く、どうしてもドカ喰いしてしまう人には適切な減量法です。

ときおり大好物の麺を食べたくなりますが・・・・・昼食にすれば全体の構造として問題はないように感じます。

すべての人に合うわけではありませんが、私のように昼食と夕食の間が長いため、夕食にドカ食い&早食いする方には適応しそうです。

2020/5

◆因果は続く

現代医学の特徴のひとつは原因論にあります。

原因論は文字通りこの病気の原因はどこにあるのか?を探します。もちろん、その原因を対応する治療をするためにです。つまりその公式は「原因を解消する=その疾患が治る」です。

私たちはその公式を当然のこととして受け止めています。

しかし、考えてみると、これは意外な盲点もあります。

現象には必ずそれを起こす原因があります。その原因もまた現象です。その現象にも原因があります。それもまたもや現象です。きりがありません。

たとえば交通渋滞の原因は何か?ー車を生産するメーカが原因だー車が増えた原因は何か?−車の走りやすい道路をたくさん作ったからーたくさん道路を作った原因はー道路公団の仕事がなくなると困るから・・・きりがないのです。

もちろん原因はひとつではありませんー渋滞の原因はー信号が多すぎるからーなぜ信号が多いのかー正確な信号を作れるメーカが存在するから・・・延々と続きます。

因果というのは常に連続性の中で続くという性質があるのです。

医学の場合はどこで線引きをするのか?という問題が出てきます。

おおよそわかる範囲に限定させます。人知の及ぶ範囲で切ります。

科学技術の発達は日進月歩です。

つまり現代は容易にさらに進んだ原因が解明されることになります。しかし、それを踏まえての治療学ですから、そこには必ずタイムラグが出来ます。

そこで、病名は細分化した(病名が増える)のに、薬が同じなどということが起こり得るわけです。

あまり穴を掘り過ぎて、周りの土砂を崩すこともあります。

私は料理を作りますが、玉ねぎのみじん切りは包丁とまな板が一番早いのです。便利そうに見えるみじん切りを作る器具は、結局洗ったりしなけばならないので労力がかかります。

人の叡智は、数々の病気の原因を特定しましたが、病人の総数が減っていないことも事実でしょう。

有機体としての調和から外れた原因の追及には若干の疑問を感じてしまうこの頃です。

2015/8/19

今年の夏はとても暑かったですね。

まだ残暑が続いていますが

だいぶ、日に日に秋らしくなりつつです。

そして、夏の疲れがドッとでてきやすい時期でもあります。

何よりもこの湿気が身体にダメージを受けます。

秋から冬にかけて気持ちよく過ごすためにも

夏の疲れを早めにケアをしておくことが

家庭での養生も同じ

できるだけ小さななうちに・・・

見つけて・・・

中和してもらう。

《転ばぬ先の杖思想》とでも呼びましょうか(* ´艸`)クスクス

これがもっと進めば《未病を治す》となります。

病気とまで言えないい小さな体のサインで予後を予想し手入れする、となります。

2015/4/19

昔、知人のスポーツトレーナーの方が教えてくれました。

『人が履いている靴の履き方や扱い方を見るだけで

その人の生活状況や身体の状態がわかる。』という。

決して、高級な靴が良いとか、安い靴が悪いというわけではないのです。

足は身体を支える重要な役割。一日、自分をサポートしてくれている身体。

歩き方や靴の使い方によって、靴底の減り方も違う。

減っている部分によって、脊柱・骨盤などの骨や内臓などの

身体のどこが具合が悪いかが繋がって見えてくるというわけなのです。

また履いている靴を丁寧に扱っているか、そうでないかによって、

その人が自分の身体をどこまで大切に意識しているかが

自然に見えてくるというのです。

そのことを知ってから、私は人の足元や靴を見ることが習慣になりました。

現在、治療院でも患者さんの靴をひそかに観察させて頂くこともあります。

症状と靴を関連性があることが多く感じています。

~院長より~

例えば靴底の外側だけがすり減る人。O脚だったりして体の側面に荷重が乗りやすい傾向を示します。それが片方のみなら、すり減る方の少陽胆経の過緊張状態や骨盤内のゆがみを形成します。

踵の後ろ部分から靴底が減る人もいます。体重が後ろに残しすぎです。手の振りが小さすぎるので慢性の肩こりになりやすく、この歩き方は腎の弱めやすい傾向にあり、慢性腰痛もあらわれやすくなります、などなど。

靴選びも重要です。

1、履き心地がよい

2、長時間の歩行で疲れにくい

 3、足首が容易に返せる(踵から着地して指先の裏から離れることが容易にできる形状、素材のもの)

4、できれば軽いもの

以上4点に留意します。

2013/2

2年前からヨーガを習っている。以前は個人レッスンだったが、ここ数回は中年のご婦人様とご一緒させて頂いている。

先生が色々なポーズをご指導してくれます。

何より1時間の間呼吸を安定させるのが、私にとって収穫です。

最後に仰向けに寝て、伸びて〜伸びて〜もっっと伸びて・・・・、とおしゃる。

この瞬間が良いのです。背が2センチほど伸びる感じがする。

皆さんに聞きますが、背伸びを毎日していますか?

背伸びして生きるのはどうかと思いますが・・・

手足を遠くへ、遠くへ伸ばすような背伸びは奨励したく思います。

とくにデスクワークの人には最適です。

2014/10/13

先週に引き続き、今週も台風の週明けと

なってしまいました。

この時期、運動会や遠足などといった

子どもたちの行事があるご家庭もあることでしょう。

梅雨の時期や台風や雨の前になると、

どうしても身体の調子がよくない。身体がむくむ。

古傷がうずく。身体が重だるくって起き上がれない。

といった症状を訴える方がいらっしゃるかもしれません。

悪化する引き金の一つに気圧の関係はもちろんのこと

湿気の影響が絡んでいることも考えられます。

人間も動物でもあるので、自然界の影響を受けます。

体調がすぐれない、痛みが悪化するなど、

どんな気候の時にどのように痛むか?調子が悪くなるか?

一度、自分の身体を観察してみましょう。

改善する大きなヒントに繋がるかもしれません。

~院長より~

もう少し分解してみましょう。

梅雨時期と台風をわけて考えます。

梅雨時期で最も体に影響する誘因は湿度です。

台風なら気圧になります。ただし雨に濡れると湿度の影響が強くなります。

これを東洋医学に置く換えると、

梅雨は湿邪

台風は風邪となります。

そこで梅雨は体内で湿との親和性の強いカテゴリーである胃腸カテゴリーに変調をきたします。

ダイレクトに腹痛、下痢のほか、頭痛、首のだるさ、むくみ感などです。頭、首、肩などは重だるい感じになりますが、この重い、だるいが決め手になります。

台風は風ですから日頃から血流の悪い箇所が突然に痛むこともあります。そこで古傷が痛むとか昔やったむち打ちがの個所が突然痛み出すとか、いわば再発現象が送るわけです。

※梅雨時期前から胃腸を整える

※台風シーズンの前には古傷メンテとして十分なストレッチなどに心掛けましょう。長めの入浴も良いと思います。


2015/6/24

今週の初め、6/22(月)に夏至を迎えました。

まだ梅雨の真っ最中で、これから夏を迎えるというのに

もう暦の上では、陽から陰へと移り変わっていきます。

日も少しずつですが、冬に向けて短くなっていくのです。

こういう自然界の変わり目の時に

風邪など体調を崩しやすい方、自分の繊細で弱いところや

持病がひょっとしたきっかけに出やすかったりする方も

多く感じられます。

ゆったり・ゆっくりと。という気持ちで

過ごすことがよさそうです。

そして、ジメジメした湿気は相変わらず、続いています。

重だるくって動くのも億劫になりがち。

そういう時は、じんわり汗をかけるような運動や

ぬるめのお風呂(足浴でもOK!)に入るなど

じんわりと汗をかけるような工夫をしてみましょう。

2014/5/26

あっという間に5月も今週でおしまいですね。

GW前後から急激な気温変化を感じています。

そして、先週あたりから、日中はまるで夏日と

思われるような日差と暑さ。

またじっとりとした湿気を感じるとともに

朝晩は肌寒く感じられるような変な陽気です。

そのため、体調を崩す方が多く見られます。

しかも、電車の中やお店の中など、

何故か冷房をよく効かせています。

『節電・クールビズ』という言葉も薄らいでいるように

感じているのは私だけでしょうか・・・。

ガンガン効いている冷房は、風邪をひきやすい状態の他、

自律神経のバランスを崩しやすい条件でもあります。

今の時期、温度変化・冷房などから自分の身体を守るために

外出の際、羽織るもの・スカーフ・タオルなどといったものを

一枚、持参してお出かけすることをお薦めします。

首回り・手首・足首などといった『首』という名がつく場所を

なるべく冷やさないようにして、身体を守ってあげましょう。

2012/05

『衣常に漂を欲し、食常に飢えを欲し、体常に労を欲す』(漢・董仲舒・春秋繁露より)とあります。

簡単に言えば衣服は常に清潔を保ち、食事は腹八分目とし、労働を旨としなさいという意味です。

これが養生の基本だと董先生は言っているわけです。

今流に解釈すれば健康を保つためには清潔な服装、少食、適度な運動に心がけなさいということですね。

清潔な服装は我々はいつも心がけていますから問題はありません。

ただ男性の場合ですが、ワイシャツの上からネクタイでは、全くもって湿度のコントロールができません。

とくに日本の風土では北海道と沖縄を除けば、通気には気を配りましょう。

つぎに少食はいわば腹を残すということです。もう一口を止めることが養生では大事だとおしゃっておられます。

とくに炭水化物を腹一杯食べるのは養生学から見れば最悪な行為と言えるでしょう。

せめて野菜から食べるという習慣を身につけませんか?

私事ですが、夕食の炭水化物を半分以下にする、野菜を2倍にするのふたつを実行したところ64㌔から56㌔に落とすことが出来ました。

また現代人は絶対的運動量が不足しがちです。

便利になったということは運動不足になったとほぼ同義と言っても良いくらいです。

せいぜいスマホやPCで指の使用頻度が高くなったくらいでしょう。

せめて、駅の昇降は階段を使う、トイレの後は屈伸を数回する、日頃から足首を良く回す、腕を振る、脇を伸ばすなど、運動不足を補うミニミニ運動に心掛けてください。

このような外的刺激は気の質を高める効果があります。頭の回転力が上がります。

以上の3点をかみしめてください。とくに少食と適度な運動という基本が守られない状況で、どんな栄養学も、どんな薬膳も効果は低いと考えてください。これが基本です。

お問合せ・ご相談

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
046-260-0638

受付時間:9:30~18:30
休診日:水曜日・金曜日・日曜日・祝日

ただし急を要する方には第2・第4日曜日にて

個別対応も可能なこともあります。前日までにご相談ください。

不妊症や生理痛、陰部神経痛、腰痛、坐骨神経痛などでお悩みの方は神奈川県大和市のさくら堂治療へ。ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、五十肩、膝痛、寝違えなど、急性期の治療も対応します。

診療日※(予約優先)                              

 
10:00~12:00 受付
15:00~18:30 受付

休     

※このホームページは鍼灸治療のほか医学、歴史、地域、時事、感情の動き、院内の出来事などを読み物風として仕上げております。雑誌を読む感覚でお使いくだされば楽しいかと存じます ~スタッフ一同より~

ご相談はこちらから

お電話でのお問合せ・相談予約

046-260-0638

<受付時間>
9:30~18:30
※水曜日・金曜日・日曜日・祝日は除く

鍼灸さくら堂治療院

住所

〒242-0021
神奈川県大和市中央3-8-26
杉中央ビル1階

アクセス

相鉄線・小田急線大和駅相鉄口下車、徒歩6分。
駐車場駐車場完備。
瀬谷、三ツ境、相模大野、さがみ野、鶴間、南林間、桜ヶ丘、高座渋谷からもお近くです。

営業時間

9:30~18:30

定休日

水曜日・金曜日・日曜日・祝日

友だち追加

新着記事一覧