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2020/7

●経験がものをいう。

●人生、経験を積むためにこの世に生を受けたのだ。

●金を払ってでも経験しろ。

確かにその通りですが、それだけで経験が血肉になるものでしょうか。

僕はな・ら・な・いと思っています。

たとえば生まれてこのかた、食事を何万回繰り返したとしても、時間が来たらただ食べるでは味覚が育ちますか?深い味わいを得ることができますか?

僕が年に何回もないほど上出来な治療ができたとします。

それは小躍りするほど嬉しいことです。 

その次にどうしてここまでうまくいったのか?と考えますね。

逆にいつもどうしてここまでうまくいかないのか?と考えますね。

あるいはもっとうまくゆく確率を上げるためには何が必要か、何が不必要かと考えます。

このような思考が大事だと思うのです。

《経験ー感情》の往来だけでは、なかなか心の癖から抜け出すことは叶いません。

《経験ー感情ー思考》のトライアングルが揃ってこそ心持ちに変化の兆しが現れるのです。

このおり大事なのは感情を冷静に俯瞰することです。

とくに怒り、恐怖などはなかなか冷静になれず、次に来る行動がパターン化(心の癖)してしまうものです。

そして次はどこに落とし込むかです。これは思考です。その行動(経験)から何を抽出するかです。先の治療の例なら次に繋がる法則性を考えているわけですね。

因みに心の癖が内科疾患だけではなく外科疾患にさえつながると考えるが伝統医学の特徴でもあるのです。

※新着時期を過ぎても左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/7

7月に入ってから周りの白物家電が次々と終末を迎える

院内では電気ポット(ここに日本の技術力の劣化を感じてしまう、ほとんど2年持たない

扇風機(良く働いてくれました)

エアコン(内部のお掃除してもらった後から)

オートクレーブ(今回のは3代目、唐様の三代目ごときムラっ気がある)

自宅では洗濯機(15年ほど働いてくれご苦労様でした)

パソコン(これは猫にやられたのでアクシデント)

いつも思うが数年に一度は連続的に家電がダメになるのはどうしてか。

なんというか連鎖反応のような感覚を覚える。

そんなことはないのだろうが、そのように感じるのは僕だけ?だろうか。

諭吉がたくさん飛ぶので印象に残るだけ

まぁ〜、物を粗雑に扱ってしまう報いだと思っているが、不思議だ

良く同じ部活とかでは生理(月経)の開始日が似通ってくるという。

これが本当なら、似たような外的環境を共有することで起こる現象として解釈がつく。

人の体内現象などは天候〜運動量まで、かなり外部の環境に左右されるから。

でも電気物にこれは当てはまるのか?

僕はこういうのはありだと思っている。

理屈は言えないが直観としてそう思う。

小学生の3、4年生の頃は「お腹の中は宇宙と同じ」と主張し馬鹿にされていた。

腹の虫?かバクテリアかなんかの腸内細菌?のひとつひとつが、地球で、火星で、土星で・・・という感じで説明して・・・お前((´∀`))ケラケラ・・・頭おかしいんとちゃうという感じ。

子供ながらに広大無辺なる未知の世界への好奇心を大小で対比させたものと思のだが、修辞技法なの知るよしもない

この感覚は今でも奥底にはある。

理屈がわからくとも、直感で閃いたこと、皮膚感覚の感じたことは意外なほど本質をついているのだ。

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2020/7

卒啄同時(そったくどうじ。注;卒の字には本来は口へんがあります。)とは雛が殻を破ろうとする正にその時、親鳥が殻を突くことをいいます。転じて禅宗では解を得ようとする弟子に師が教示することを指すようになりました。

一般には絶妙のタイミングを指しますね。

しかし、これは言うは易し行うは難しです。

僕はいつも早まってしまいます

相手が知識を得るだけなら早くてもかまいません。得するだけで成長はしませんが(* ´艸`)クスクス

損得勘定の強い方は上手に解を引き出そうとします。そういう時は本当に大事なことは言いません(笑)。

なので逆に、これはと思うお弟子さんになると言いたいのを抑えるのが大変です

怒る、褒めるも実は啄同時が大切です。

相手が深く腑に落ちるタイミングがあるものです。

実は治療もそうなのです

◆体が望んでいる場所に望んでいる刺激を送り込めると、こちらの予想を超えた回復を見せてくれます。このタイミングが肌で分かるようになったら超がふたつ付く一流でしょう。これは分析力とはまた違うし、勘だけでもありません。うまく言葉に落とせませんが( ^ω^)・・・◆


※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/7

今は誰がどう見てもNETの時代です。

当院でも消耗品などはネットで注文することが多いのですが、あえて電話で業者さんの担当者に頼むこともあります。

書籍の注文もそのようにネットで値段重視のときとそうでない時を分けています。

ふたつの理由からそうします。

ひとつは情報の収集。良い営業の方はすごい量の情報を持っています。

それもその方の営業成績につながるようなREALな情報です。

この間もコロナ以後の鍼灸業界で一番戻りが悪いのは都内の治療院だそうです。

そういうのは注文する鍼の本数とかでリアルにわかるものです。

家賃も高いだろうし胸が痛みます。

あー、カナケンさんのご厚意で消毒用エタノール10L分けていただきました。ありがとうございます。

もう一つは取次店をつぶしてはいけない、という思いがあります。

カナケンさんのような営業で回ってくれるところ、本屋さんなら中国からの書籍を取り次いでくれる亜東書店のようなところです。

明治以後、社会から抹殺されかかった鍼灸術を陰で支えてくれたのは鍼を作る人、それを販売してくれる人が細々でも活動してくれたからこそなのです。

僕は道具を使いこなす人より売る人、さらに売る人より作る人が尊いと思っています。わかりにくいかもしれませんが円に例えると作る人がより中央に鎮座するからです。

この辺の感覚が今はちょっと薄くなってきていることが心配です。老婆心ながら・・・

お客様は神様ですというフレーズは確かにある一面その通りだとは思いますが、神様なら神様らしい節度と所作が必要なのです。

コロナ騒動を契機にお互い様とか持ちつ持たれつという意味を再考しても良い時代に入ってきたと考えています。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/7

昨晩、流派の違う若手鍼灸師が二人で立ち上げたナイトセミナーに鼎談という形で1時間ほどお邪魔しました。

熱量の高い二人だったので、こちらも本音で語りました。

また、ZOOMということもあり、軽い乗りでしゃべらせてもらうことができました。

今後、コロナの影響でこういう形が主流になってゆくでしょう。

早々に自分の不細工顔が見えるということに慣れていかなければなりません

昔は情報を発信できる媒体はせいぜい数誌、だからいつも同じ方が語る感じでしたが、今は皆が発信者となれる時代です。これはとても素晴らしいと思っています。

うちの塾の人たちや院のスタッフにも発信力をつけてほしい考えます。

人前でしゃべるということは人の為ではありません。

もちろん人前なのでそれなりの所作は身につけなければなりませんが、その前にまとめる、自分の引き出しから取り出す、相手を見て出し入れするなどは、自分の思考や知識を豊かにしたり、再発見したりすることに繋がります。自分の為にも若い方々は発信者になって欲しいと切に願っています。

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2020/7

すべてのものに功罪がある。

考え方を変えれば益にも不益にもなるということ。

僕はこのコロナ騒ぎでひとつひとつの所作を丁寧にすることを心掛けている。

危険と隣り合わせに故、正しく恐れながら、しっかり手洗い、しっかり掃除という感じで丁寧さを今以上に身に着けていこうと思っている。適当にやったら身を亡ぼすから。

これが僕のコロナ騒ぎという不安の中から得た小さな小さな功の部分でもある。

※新着時期が過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/6

6月初めの復帰から4週間が経過しました。

早い〜(^^♪

ほぼ昔の姿に戻ってきました。

入院中も指先の感覚が鈍らないよう訓練しておいて良かったです。

大昔の話ですが、中国研修で2カ月ほど長くて太い針で持ちつづけ、日本に帰り、和鍼の極小(細く、短い)タイプに切り替えた際に、手元の感覚が狂い、焦ったしまい手の震えが止まらくなったことがあります。

投手が時折なるイソップみたいなものでしょう。

その経験があるのでちょっとだけビビっていました

幸い恵まれたスタッフと温かい患者さんから《お帰りなさい》的感覚で迎え入れてもらい、何の支障ももなく復帰した次第です。

これから恩返しが始まります(始まってますが・・・)

ただ、骨折した理由を患者さんごとに百回以上は説明しました。

非礼でなければ待合室に紙に書いて貼っておこうかと思ったくらいです。レントゲン写真を添えて・・・大笑い。

来週からもう一段ギアを上げていきます

※新着時期を過ぎても左サイドバー《院長の呟き》に収められたいます。

2020/6

この業界に一歩踏み入れたら一生学びの世界に浸ることになる。

塾生、学生、講習会に参加された方を見ていると様々なスタイルがあるものだ。

東西問わず色々な講習会に参加する方。

同系統を上塗りする方。

まったく独学で極めようとする方。

僕のようにほとんど講習会参加歴がなく、発信することを学びと考える変わり者もいる。

自分自身が良しと思うスタイルを貫けばよいのだが、問題はその姿勢にあるというべきだろう。

なぜ学ぶのか?に対する確たる答えを持ちあわせていればよい。

治癒率を上ることはもちろんだが、僕の場合は師匠から「医学の伝承」ということを口酸っぱく言われてきたので《伝える》という意識が高い。

それ故に塾を主宰し、学校で壇上に立ち、他団体の講師もする。

なぜ学ぶのか、そして何をしたいのかという問いに声を大にして答えられるか否か。

それがその人を観る最初の試金石になる。

※今日はお休みでした。銀行周りをした後に家の木の手入れ。無理せず大きなゴミ袋をふたつだけ。疲れたわぁー。

※新着時期が過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/6

コロナウイルスの影響でどんな消毒剤を購入するか迷うのではないでしょうか?

参考までに知っている方は飛ばしてくださいね。

除菌:菌、ウイルスの数を減らすこと。

殺菌:菌、ウイルスを殺すこと。どれくらい消滅させることができれば殺菌というかという定義はない。

滅菌:菌、ウイルスをすべて殺してしまうこと。うちの院の例なら使用した器具は殺菌作用のある薬剤に漬けてから滅菌機にかけます。

そして消毒は菌、ウイルスを不活化(無毒化)することです。

コロナウイルスに関していえばエタノール(60~80%)が消毒。一時在庫がなくなりかけ、院をcloseしようかと思いました

次亜塩素酸ナトリウム0.05希釈液は消毒。いくつかの界面活性剤もウイルスを囲む脂質膜を破壊し不活化するとされています。

次亜塩素酸水は現在ウイルスの不活化という点で有効性に対する結論は出ていません。

基本は飛沫感染、接触感染ということでありますから空中噴霧より拭き掃除が適しているでしょう。

もうひとつ抗菌がありましたね。繁殖、活動を防ぐくらいの意味です。消毒とはかなり意味合いが違います。

換気をこまめにしながらできることはする。しかしあまりに神経質にならない。もちろん手洗いが最重要であることはいうまでもありません。

誇大???と思われるものをいくつか見たのでひとこと申し上げました。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/6

治療が上手な人、臨床に秀でる人にはひとつ大きな特徴があります。

頭が柔軟な人がそれ。

学生時代に一生懸命に証ごとの代表症状を覚えます。

まぁー、国家試験で出ますから、覚えないと話になりません。

でも実際に現場に立つと、その通りの症状が揃う患者さんなどそうそうお目にかかるものではありません。

当たり前です。

人間は有機体であり、環境、精神状態、生活の所作などの違いで症状のあらわれ方など千差万別です。

これって当たり前のことなのですが、固い頭だとこれが通じません。

ときに真逆の症状が現れることも

レアなのでそれについて教科書の記載などあるわけがありません。

理論の運用は柔軟に行うものなのです。

原則に従うも柔らかに運用していきます。

今日は婦人科を通して、学生さんこれを説きました。

雀がなぜ寝てても電線から落ちないのか?

雀の構造論(体型論)や脳の仕組みから論じることも可能でしょう。

でも、落ちても飛べるので怪我をしないというのも立派な答えだということを忘れないで欲しいものです。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。    

2020/6

さすがにこの数日にわたる湿度の増悪と気温上昇は身体に影響する。

昨日は駅まで来たものの眩暈で動けなくなる方。

今日も治療前に眩暈で動けなくなる方。

こういう時は慢性疾患の進行もある。

体内に湿や熱があれば外の湿熱が悪化条件になるということ。

リウマチの関節腫脹が進行する方。慢性腰痛のある方は急性の痛みに変化するケースなどを散見する。

湿熱をさばきながら、内的問題点に対処する。

臨床家は常に天候に留意しなければならない。


※新着時期を過ぎれても左サイドバー《院長の呟き》に収められたいます。

2020/6

今日の朝、パッと閃いた。

そうだ、喫茶店を作ろうと。

SNS上の話。

会員限定のZOOM喫茶

月2~3回。

飲み物は各自持参。

うちの塾には志を同じくする者が200名ほどいる。

自分が感じたことや考えたことが勉強会と違った形で伝えられないかと考えた。

学術的なこともさることながら、思考、スタイルみたいなことを飾らずに伝えられたら良い。

下から目線で行きたいなぁー。できれば。

コロナウィルスの空気が晴れない中で、後進の方々がモチベーションを保ち、前向きでいて欲しい。

僕一人で元気になってもらえる患者さんの数には限界がある。

同志に前向きでいればそこに集まる患者さんも元気になる。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/6

コロナウィルスが猛威をふるうまでの僕は、集中して仕事をこなし、疲れやストレスが蓄積すると、1週間ほど休み行ったことのない街へ出向き、新しいエネルギーをCHARGEするというのが常でした。

飛行機や新幹線に乗ることへの躊躇がある昨今では、このスタイルは難しくなってきております。

「青い鳥は私の隣にいます」

私の好きな言葉ですが忘れてました((´∀`))ケラケラ。恥ずかしい。

地元の街を歩くだけでも、目を凝らすと新しい顔が見えてきます。

最近も院から数分のところにLa.Pan(確かこんなスペル???)という高級クリーミー食パンのお店ができました。いつも人が並んでいるのでとても気になります。

ここは自由ケ丘でも代官山でもありません。

めずらしい大和市で・・・と思いながら並んでいる方のお顔を眺めています。

なんか皆ウキウキ誇らしげ(〃艸〃)ムフッ

並ぶことが楽しそう。ここが隣のヨークマートのレジに並ぶのと違うんだよなー

身近なところに意識を集中させると新しい発見があります。

肩の力を落としながらの意識の集中です。

ストレス発散でどこか遠くへ意識を持ってゆくのは悪くはないですが、

その前に首を360度回してみてください。

青い鳥が手招きしているかもしれません。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/6

今日から学校の講義を含めると11日連続のお仕事。

病み上がりとしてはちょっとだけきつい。かも?

ただ、今日SNSで大阪でもトップクラスの臨床家とお話しすることができた。

この歳になると皆さんに不要な気遣いをされ、なかなか正面からお話しすることができない。

ディテールなどはどうでも良い。

これは違うに決まっているから自分自身で試行錯誤すれば事足りる。

楽しいのはその人の思想や方向性に触れたときである。

自分との違いが浮き彫りにされた方が楽しい。

俄然、外的刺激で内面が揺り動かされる感じでモチベーションがアップする。


※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/6

カリスマとは原意は神から与えられた特殊な能力ぐらいの意味。

日本で一般化した歴史は比較的最近で、確かカット技術を競うTV番組からだろう。

つまり90年代に流行したカリスマ美容師あたりの一般化が端緒となる。

そういう意味で日本での使われた方は「神から与えられた才能」に比べ格段に軽~い響きがある。

「スゲー奴」ぐらいだろうか。

だから断じてモーツアルトみたいな人を指すわけではない。

この定義ならそれこそ私の住む鍼灸業界でもたくさんいる。多すぎだろう

それこそ各駅ごとにいる。

私の乗車する相鉄線なら20人以上はいるだろう。うぅー、多すぎだろう

この間面白い本を読んだ。

このカリスマは4つに分類されるらしい。

※血のカリスマ:家柄や親の力によるカリスマ。

※地位のカリスマ:社会的地位によるカリスマ。

※業績のカリスマ:業績によるカリスマ。   

※異能のカリスマ:その性格、行動が異彩すぎるカリスマ。

の4つである(注;スゲー奴という意味で)

鍼灸業界に眼を向けると、血のカリスマはおられるが、皆が権威として認める団体、大学などはない。ただそこの住人のみがそう思うのがせいぜいなので、地位のカリスマは存在しない。治癒率、論文などに秀でた方は多数おられるので業績のカリスマをおられる。

よく師匠を思い出す。その業績のすごさは畏敬に値するが、何より行動が異彩すぎる。

その手の話に事欠かないが・・・僕も師匠の前での最後の講義(発表ですね)だったと思うが、終わった後に会場から出てロビーの椅子の前に正座させられて「お前の講義は全然ダメだ」とダメ出しをくらう。

40歳を過ぎている大人にである。一応名前もそれなりに売れていたので腹が立つかもしれない。

でも何故か嬉しくってしょうがない。

それをどうしてか変わらないで今まで来た。

やっとこの4分類を知って腑に落ちる。

異能のカリスマについていったことに間違いはなかったと確信したのである。

30代後半から「こいつは気が弱いから褒めて伸ばそう」と思われていたのか、あまり怒られなったことに違和感を感じていたから余計確信する。

師匠はそれでなくっちゃ!うまく言えないが師弟ってそんなところがある。

※新着時期を過ぎても左サイドバー《院長の呟き》に収められています。

2020/5

今日、退院後の二度目のチェック。

骨はつくまで3カ月はかかるので、一応は感染はなし、まぁー胸郭の変形は仕方がないだろう。

痛みもあるも、腕の可動域は広がってきたので、予定通り来週初めから職場復帰する。

それにしても長い「骨休め」であった。

患者さんには迷惑かけ、スタッフには負担をかけ、塾生には心配をかけた。

一応これでも200名近い組織のTOPである。

鍼灸院&薬局の代表でもある。

全く柄ではないが

船井総研を引いた故船井幸雄氏のよればトップの器でその組織の盛衰の99%は決まるという。

実質に薬局はただの飾りみたいのものだけど、鍼灸院と塾は僕の器???ということか( ´∀` )

同じく船井氏はその器を①素直②勉強好き③ポジティブ思考に置く。

これを聞いた時、せめて塾は引かなければと思ったのだが、未だなんやかんやと関わっている。

お蔭で事理連中からは「やめるやめる詐欺」と呼ばれる始末。

患者さんには今まで以上に聴くことに徹したいと考えている。

ZEROから始めるつもりで関わってゆく。

30年ぶりに《からだとこころ》を休ませたぶん、ずいぶんゆとりは出てきた。

これが素直に繋がればよし。

その間、それなりに考える時間ももらった。

これが勉強の習慣化に繋がればよし。

ネガティブな性質はなかなか難しいだろうが、

なるべく「この問題を肯定的に捉えるとこうだろうか?」というふうに一旦思考することで、

少なくとも余裕があるときネガティブ発言は影を潜める。

今は二度目の開業気分で臨めそうだ。

楽しくなりそう

2020/5 

職場復帰まで後4日、新しい学校の授業も1週間を切った。 

《学生さんに》

 今の国試は僕たちの時のように寝ていても受かるような試験ではない。それなりに難しい。 

勉強はお化粧、入浴、食事と同じで習慣化しないといけない。 

つまり日常の当たり前のこととして仕上げてゆく。 

お化粧時間が人により3分~1時間以上とバラバラなようにお勉強も時間の長短は論じない。

毎日少しだけでもやることが肝要。 

勉強の習慣化がないと、国試まで半年を切ればプレッシャーで頭が動かなくなる。 

私も書けない原稿があると(締め切りが近くなればなるほど)ブログを書いたり、人とあったり、関係ないことに精を出すから、この辺の気持ちは理解はする。 

こんな程度のストレス、これからも幾度となくあるので「どうってことない」と大人はいう。 

それはそうだろう、しかし、渋柿を何度も食べてきた大人だから言える発言。白桃の味しか知らない子もいるし少し酷かなぁ?とも思う。 

ここは教えてもわからない。

食べてみるしかない 受験してダメだったらどうしようよーと思うことはない。

まずは勉強の日常化にTRYすること。 

これができるか否かの差は世間へ出たらこのさら大きい。試験なんかの比ではない。 

UNIQLOの柳井さんですら9個失敗しても、ひとつ成功すればウェルカムという。

少しでも前に向かうと、立ち位置が変わってくる、プレッシャーは軽減する。 

プレッシャーの中で前に出る姿勢があれば、これからの全ては大丈夫。 

トンネルは止まっているから暗いのだ。

 前に出てもまだまだ暗い。 

前に出続ければ光明が差す。

言い訳と合理化はブラックワールド包まれる。 

習慣化とミリ前進はゴールデンライトを浴びる前提。 と僕は思っている。 

今期からうちに入った杉本君を見て僕はこの意を強くした。 

センスとか要領は二の次。

この姿勢がやがて周りを巻き込んで大木と化すだろう。

2020/5

緊急事態宣言が昨日解除となる。

数字的なものなら東京都と神奈川県や北海道との10万人当りの罹患率の差異をどう解釈しているのか僕にはよくわからない。

たぶん他国の動向も鑑み完全駆逐は無理であること。

そしてどうみてもこのまま緊急事態であることを続けると経済が立ち行かなくなるという判断からではないだろう、と勝手に推理する。

とくに経済的理由からはここがタイムリミットということではないだろうか。

とはいっても昔に戻れるわけではない。

飛行機に乗ること自体に躊躇し、人が国を超えて動けない状態ではグローバルスタンダードな経済は望めない。それでも治療薬が開発され、ワクチンが開発されれば戻る可能性はある。

しかしながら経済活動の低下からの思わぬ副産物である大都市の空気の清浄化あたりをどう捉えるのか?

カトマンズの借景にエベレストがあらわれたことをどう見るのか?

やはり今までの有りかたの反省は必要だと思う。

もやもやとした不安の中で再出発する人類といえば大げさになるのであろうか?

自然との共生、人を思いやるこころを手放すのではなく、ぎゅっと握りながら経済の立て直しを図ってゆくことは可能なのだろうか?

本当にもやもやするわぁー。

ぼくは頭は小さいけど、今後何を捨てて、何を握りしめるかを真剣に考えて生きたい。

鍼灸師としての役割なら技と心の両面で患者さんをサポートしたい。

患者さんの為でもあるが(こういうと叱られるだろうが)自分のプライドにおいてそうしたい。

とにかく明るさを失わないことが今最も必要だと思う。

アメブロに書いたものを書いたものを整理してみた。

外界認識には二系統ある。
 

※形としての認識。

※形がないものとしての認識。

 

視覚系、触覚系は形として認識する。

聴覚系、臭覚系は音や匂いの認識、形はない。

 

伝統医学の診断スキルである望、聞、問、切では望、切が形の認識。聞、問は不形の認識。

ただ、問は視覚・聴覚のどちらも大いに使うので統合認識。

 

問診でとくに大事なことは正しく聴くこと。

伝達された意味をその通り受けること。  これが実になかなか難しい。

事実→患者さんの頭で整理して変換→言語化→術者がそれを聞いて、頭で認識して→文字に起こす。 場合によっては伝言ゲームになることもある。 

ある患者さんから漢方薬とサプリを併用してはいけないんですか?というご質問を頂く。  同じ方向に効くものもあるし、相殺するものとありますから、専門のところで相談してください、と答える。無難な返答だろう。  漢方薬局さんから、金子先生から漢方薬とサプリは一緒に飲むな!と言われたそうですが、どうなんでしょう??という問い合わせがありました。 

???言ってないそんなことはって感じですが、これが主観の強い患者さんの真実になります。 

きっとそんなのダメだろうと僕の顔に書いてあったのでしょう(−_−;)

 

つまり、患者さんは言葉以外の表情などからもメッセージを受け取るというこことだ。

2020/5

久しぶりに電車に乗りました。

ほぼ一カ月ぶりです。

自宅から院までは目黒線ー東横線ー相鉄線を乗り継いで1時間20分ほど。

とはいえ、骨がつくまで2カ月はかかるので、いやぁー緊張しました。

誰かにぶつけられたらOUTです。

付けくわえ歯が腫れてお多福みたいな顔に変貌

でも、外の世界は素晴らしい。

意識次第でどんどん刺激が入ってくる。

絞らないと流されますが・・・

知識を豊富に蓄積するコツはインプットしたら必ずアウトプットすること。

この広告なんか違和感あるけどどうして?(IN)

そうかに〇×〇×に違和感を感じたんだ(OUT)

という感じでしょうか。

普段のお勉強もそう、何かを覚えたら使ってみる、しゃべってみることが肝要。

またインプットを深堀したいなら角度を変えてみる。

Aの本には腎虚とはと書いてある。Bの本ならどうだろう?二陰にはどうあらわれるか?子供ならどうか?などとやる。

勉強は学生だけの特権ではない。

毎日、いくつになってもやるもの。

思考習慣が大事なのだろう。

 院長の呟き

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