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伝統医学最大の古典は何といっても素問でしょう。

これは私たちにとってバイブルというか聖書のようなものです。

その解釈が難しい。

だいたいは解釈したものを読みますが、それでもかなり難解です。

私のような愚鈍にはチンプンカンプン。

昨日も素問の「調経論」編を読んでいたのですが、

志(zhi)という言葉で詰まりました。

志は、通常なら古典でも意識、意志、感情という意味で使います。その次に多いのは記憶という意味になるでしょう。

ここでは志が有余なら腹脹泄(下痢)、不足なら厥(冷感)とありますから、腎気あるいは腎精を指すと思われます。

こういう場面により意味が違うことを考察する。

難儀デモあり、面白くもあります。

2016/4

『オニババ化する女たち.女性の身体性を取り戻す』(三砂ちずる著、光文社新書)を読了する。

タイトルは凄いが、中身は極めて真摯な内容である。

これによると戦争前後を境に性について、出産について、月経についての知識、知恵が伝承されていないらしい。

子宮をいたわるような視点の欠落が諸問題を複雑にしているところがあり、考えさせられることが多い本であった。

身体知や身体所作にまつわることが、医学知識に吸収されてゆく時代背景を解き明かす。

月経血は便所に落とす。

お産は高至体験。

おひしを意識した身体所作。

JICAの一員としてのブラジルでの体験も織り交ぜ、読み応えのある書物であった。

私たちの鍼灸業界の特徴はひと言でいえば『せまい』です。

初めて会った方が、友達の友達なんていう話は日常的にある話です。

この間も、某学校で教えた方の大学のクラブの後輩が偶然うちの塾に入ってきました。

もちろんこの大学全く鍼灸とは関係のない大学です。

国立大で鍼灸学部はありません・・・・・(大笑)

また、うちの塾で勉強している方、鍼灸師ではないのですが、この方の大学同学部の知人が私の悪友の鍼灸師でした。

最近、これが拡大中・・・・・

知人のドクターから紹介されたドクター。一度大阪の講義に来て頂いたのですが・・・・

そのドクターは、偶然別ルートの知人の鍼灸師のお友達。

再開はフィリピンでのボランティァ先でした。

なんとも巡回的な話でした。

またお付き合いのある生活クラブ生協での会合で、隣り合わせた方は高校の後輩で同じ部活でした。お互い顔が変わりすぎたのでわかりません(笑)。ちなみにその高校は神奈川ではありません。

縁を大事にすると広がるものなのでしょうか?

面白いですね。

2018/1 

関西での講演が続くため、今週の土曜日の治療後から、月曜一杯まで関西におります。 

患者さんにはご迷惑をおかけします。 

ただ以前と違いスタッフの先生方の力量が格段に上がっているので、代診を任せても遜色ない、それ以上の治療が出来るようになっています。 

ありがたい話です。 

心置きなく講演活動もできるようになりました。 

でも疲れますから、ほどほどにします(笑)

2015/10

開院日が1992年10月1日です。

忘れてました(笑)

毎年忘れます

本日お花が届いたので思い出した次第です。

早いものですね。

しみじみ思います。

~時の経つのは~

まだ自分自身も30歳でした。

40代を経て、今は50代。

開業時はとても50歳までやれないと思っていましたが、

患者さんのご厚意でここまで体力を持たすことが出来ました。

感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

2014/9

今日きれいなお花をいただいた。

先生『おめでとうございます』

?????

10月1日が開院日らしい。

とっくに忘れていた。

うちのスタッフも誰も覚えていない

早いものでもう22年が経つ。

生まれた子ならもう社会人になっている。

長いといえば長い。

あっという間という感じもする。

何万にの患者さんを診させていただいたのだろう。

研修生は100人を超えている。

スタッフも20人以上いたと思う。

みんな幸せであってほしい。

2014/11

私の地域の情報源のほとんどは患者さん。

今日も50数年前の横浜駅〜反町、伊勢佐木町界隈の様子を教えて頂きました。

トロリー電車がよく脱線した(笑)

脱線??うそだろー

取ったザリガニをバケツ一杯にして東急線に乗った(笑、笑)

福富町は当時から子供の立ち入れない場所(笑、笑、笑)

とても楽しいお話でした。

田舎生まれの私には興味深い・・・・(親戚筋のおじさんの顔と名前を一致させることに時間を費やすほどの田舎・・笑・笑・笑・笑)

昭和30年代後半〜50年代はまさに日本の黄金期、そのときに都会でお過ごしになった方は、どんどん変わり行く街を見たことでしょう。

私もお弟子さんたちに夢を見せてあげたいなぁ・・・・と思いました。

ちゃんと勉強し、

毎日患者さんと接しながら、日々進歩すれば、

正しく評価される治療家として世の中に貢献できる、

そんな夢を見せてあげたいと思いました。

※初めてビフテキを食べてのは小学校の高学年、それほどの田舎育ちです。

2014/10

近所のボクシングジム経営の選手を治療をしたご縁からボクサーの患者さんが増えている。

面白いもので、そうなるとそのジム以外のボクサーの方も増えてくる。

運動力学の側面でボクシングを観たことがなかったので、それを意識してボクシングを観るようになる。

この競技はクロスの動きの優劣がかなり重要な気がする。

バランスの悪いクロスの動きは関節を痛めるように思う。

後はパンチの出すときとと引くときのバランスも問題だろう。

打たれた衝撃以外でも問題がありそうだ。

今年も確定申告が近づいてきた。いつものことだが、税務署から送られる『申告の手引き』の意味がよくわからない。いかような理由によるのだろうか。


○専門用語が多すぎる
素人に説明するとき専門用語を多用すると、その専門用語を説明する注意書きが必要になる。その注意書きの中にも専門用語が出てくるともうお手上げである。
○ただし書きが多すぎる
日本の公的条文の特徴は、「×××」である。ただし「×××はこの例に当たらない」という形式が多い。 また、ただし書きがなくとも日常的に守られないことを承知で存在するものも少なくない。 時速制限に関わる法令などが好例で、規則に忠実に走れば交通渋滞を起こす。

しかし思わぬ時(捕まえる側の都合?)に××キロオーバーで捕まってしまう。〜理不尽だな〜

法律は守ることができる範囲を前提として存在するものとずっと思っていた。

しかしこの国では理想を法律化し、ただし書きを作り、それを世間の動向に従い変化させるということがお好きなようである。 

法律は閉鎖系言語で成立し、解釈の余地がないのが一般的である。

その点において日本語は曖昧で、解釈次第でいかようにでも取れる。

日本語の特徴も相まって、法が解釈でいかようにも変わると考える国家は、純粋な意味で法治国家といえないだろう。 

護憲運動の難儀さはここにある。

鍼灸学校の授業の一環で2年生の実技研修を引き受ける。

今年は4名〜〜引き受ける。

ほとんど現場に出たことのない子たち。

臨床の空気が乱れないように細心の注意を払う。

オーケーが出た患者さんには、カーテンの中に入ったもらい、カルテを取る。

これが一番やっていることを理解させるのに早い

現場と学校の実技授業の最も大きな違いは瞬時の判断力とスピード感。

臨床は一期一会、経験の場を与えてくれた患者さんには感謝しよう。

患者さんの苦痛・違和にどこまで思いを持てるのか?

役に立つために何が必要か

後1年半という時間の中で意識をどこまで持っていけるのか?

少しでも関わっ人たすべて兄弟みたいなもの。

期待したい。

 

ひとり考える。最近門下の塾生達や学校の教え子たちを見て感じるのだが、「頭がよい」とは何を指すのだろうか?

本人が頭が良いと自覚する頭の悪い人?が増えたように思う。

はたまた、こちらの頭が良いという定義が違っているのだろうか。


○まず『記憶力?』 これは儒教国家の秀才の必須条件だろう。

〇『回転の速さ?』 これも昨今のスピード時代に必要かもね。

密かに思う頭の良さとは、出力と入力のバランスだと思う。

 

何かを学ぶ・感じる(これは五感を通し頭に入るから入力です)ことと、そこから実際にアクションを起こす(筋肉を使う所作ゆえ出力です)こととのバランスが悪い。

何かを学んでも、実際の行動に移らない人が多い。 行動に移すから、次なる学びが容易になり、それを起点にまた行動が容易になる、いわば出入力の循環が出来るのですね。 考えて、やってみて、やってみたらまた違った考えがあらわれる、結果違った行動になるという仕組みに気づかない。

頭でコネコネし過ぎてはダメ。五感と行動が大切だということですね。

 

2015/7

政治から生活に密着した様々なことに至るまで、基本的には原理原則に準拠する。

治療行為も同じ、原理原則を意識ながら慎重に進めて行く。

表証には発表で、原理原則は発汗。どこに鍼を打ったより、発汗までもっていけたか否かが重要。

経証には調経が原理原則。補と瀉、要は流すか集めるかポイント。

臓証はそれこそ陰陽五行の調和を意識する。ただ主訴と関わる臓腑を優先する。気を入れたり、出したり、流したり、あるいは上下を調節する。

このような作業が結果として苦痛・違和感の消失に繋がるわけである。

症状に対して鍼を打つわけではない。

★症状を造りだす病理に対して鍼を打つ。

その病理をブラックボックスとし、技の巧みの向上に治癒率を求めると日本伝統鍼灸になる。★阿吽の呼吸的鍼灸となろう。

その病理をできるだ言語化し、理論体系を構築しようとすれば中国伝統鍼灸となる。★現代医学に構造上似る鍼灸となろう。

これはとりもなおさず日中の思の違いをあらわしているに他ならない。

言語の先にありきの中国人と呼吸合わせ先にありきの日本人である

2014/10

ほとんどの患者さんに脈を取り、舌を見るのですが、

脈の動きや舌の形状はとても面白いものです。

本日の臨床でも楽しい場面がありました。

脈を取り、舌を見ると、

昨日の食べすぎがすぐにわかります。

舌の形状から飲みすぎでないこともわかります。

シナリオは3つ。

大量に夕食を食べたか?

濃いものや甘いものの量が多かったか?

夕食が遅かったか?

のどれかです。

他の脈状の形態も加味して、

私・・・『なぜ、夕食そんなに遅かったの????』

患者さん・・・『どうしてわかるんですか?』

私・・・『専門家ですからね』

患者さん・・・観念したように『××と××と〇〇と△△・・・』

正直に答えて下さったので、

私も脈と舌から3つのパターンが出てきたので、

あなたの日頃の性質や行動パターンから、この3つのうちのどれかを読みました、と正直に答えました。

2014/10

先日塾の勉強会。

その後に飲み会。

10時過ぎに解散。

先生もう一軒行きましょう。

??????

皆、若いなぁ

その後元町で飲んでいたらしい(未確認)

2015/4

毎年、この時期になると2万円近いお金が吹っ飛びます。

『道路占用料』がそれ。

開業したての頃はなかったのですが・・・・・、

愚痴・・・・・、

こういう看板を揚げますが・・・宜しいですか?と市に尋ねました。

問題ありません・・・という回答を頂きました。

愚痴・・・・、

それから10年後・・・・、

市の条例が出来たようです。

看板の角度を変え、駐車場に向ければ良いのですが・・・・

数十万かかるので躊躇しています(笑)

★看板を直す金額以上の税金をすでに払いましたから、まぁいいか?という凄い納得の仕方で、自分の決断力のなさを合理化しています。

2015/3

5日間の日程でフィリピン・スービックにある尊敬する冨田恵理子さんの運営する小さな診療所で研修させて頂きました。

冨田さんは私から見たら『覚悟の人』です。

その働き様の凄さは常人の域を出ています。

そこに色々な医療関係者が惹きつけられるのだろう、と思います。

そこには中途半端な人道主義など到底及ばない『覚悟』があります。

その覚悟を目の当たりにした僕は二日目で耳管開放症になり、体重も3キロ落ちました。

ひとりの思いが、波となり、波が波を呼び、動かされるままの研修でした。

『人は環境に適応するものです』

日本との比較は意味をなしません。

しっかり彼の地の現実を把握し、できることをするだけです。

日本と違い、自然により近い生活環境の中では、脈診ひとつでもいつもの理論が当たらないことも少なくありません。舌診もしかりです。

価値判断を入れず、現実を見る・・・・これが肝要だということをあらためて痛感した次第です。

こんな体験初めてでした。

 冨田先生のところ

http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko

昨年(2014年)10月に、三旗塾のほか、新たに東京穴性研究会を立ち上げました。

生徒さんは20名。

鍼灸学校教員や臨床家が集まり、主に技術を研鑽する研究会です。

私の手技は特殊性が高いので、穴性研究で有名な先輩の某先生に講師を依頼しました。

和気あいあいとした研究会に仕上がりました。

私は助言と飲み会だけの参加です。

日本での穴性研究がさらに進むことを願っています。

お酒は飲めないのですが、毎回飲み会に参加します。

 院長の呟き

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