2015/3
5日間の日程でフィリピン・スービックにある尊敬する冨田恵理子さんの運営する小さな診療所で研修させて頂きました。
冨田さんは私から見たら『覚悟の人』です。
その働き様の凄さは常人の域を出ています。
そこに色々な医療関係者が惹きつけられるのだろう、と思います。
そこには中途半端な人道主義など到底及ばない『覚悟』があります。
その覚悟を目の当たりにした僕は二日目で耳管開放症になり、体重も3キロ落ちました。
ひとりの思いが、波となり、波が波を呼び、動かされるままの研修でした。
『人は環境に適応するものです』
日本との比較は意味をなしません。
しっかり彼の地の現実を把握し、できることをするだけです。
日本と違い、自然により近い生活環境の中では、脈診ひとつでもいつもの理論が当たらないことも少なくありません。舌診もしかりです。
価値判断を入れず、現実を見る・・・・これが肝要だということをあらためて痛感した次第です。
こんな体験初めてでした。
冨田先生のところ