コロナの後遺症の方を10名近く診させて頂いた。
大半の方が以上の方が臭覚障害或いは味覚障害、もちろん両方を兼ねる方もおられる。
1名を除きデルタ型。
大腸湿熱か肺の湿熱から傷陰し、現在は肺腎陰虚を呈する方が多い。
鍼治療を始めて急激な回復を見た方もおられたが、徐々に回復される方が多い。
目下の流行のオミクロンに関しては臨床例はない。後遺症を残す率が比較的少ない故だろうか。
最近はワクチン接種後の極端な腕の痛みの方とか感冒のような症状を呈する方を数人診る。
もう3年目に入るのでいささか疲労気味の方も少なくない。
駆け足で書いてみたが、大なり小なりに鬱々、ギスギスした空気を感じておられるようだ。
外に出てひと気のないところを選んで、マスクを外し大いに深呼吸をしてみよう
肋骨を拡げるように深く息を吸い込もう
空気のおいしさとなんとも言えない解放感を感じるのは僕だけだろうか
コロナ禍では、感染の有無に関わりなしに社会全体から活力を奪うようなところがある。
僕たちの言葉では血不足、気の停滞を引き起こす。
患者さんそれぞれの苦痛、違和感を取り除くことがお役割ではあるが、血不足、気の停滞の兆候にも未然に対処しなければならない。
まずはスタッフ間で今以上にニコニコ笑えるような状況を作ろう。
その点で新しく入ってくれたご婦人スタッフは苦労人だか明るい
ありがたい。
※新着時期を過ぎると《院長の呟き》に収められています。