
2023/3
東洋医学では慢性疾患のおり、五臓の変調を軸に分析することが多いのは知っている方も多いと思います。
では、この視点から更年期障害を見てみるとどうなるでしょう。
腎の陰気不足から始まり、肝腎の陰液不足、心腎の交通不和があたりがまず浮かびます。
日本のみならず中国でもこのあたりから病理認識を始めます。
中国の書籍を見てもだいたいそんな感じですから(笑)
『これちょっと違わない?』と思います。
抜けているんですね。
何が?
胞宮(子宮のこと)の存在が(えー)
更年期では胞宮内に貯留すべき血が急激に減少します。
まず、ここから分析しないと正しい分析は適いません。