鼻つまりについても最近相談をいただくことが多い。
鼻つまりは当たり前であるが「鼻がつまらない」ことが必須である。そこで平時と比較して鼻がつまる状態とはどういう状況か考えてみた。
・鼻腔に何もつまっていない
・しっかりと鼻から空気を吸い・鼻からしっかりと空気を出すことができる。
簡単にであるがこのような状態が考えられる。
物理的にも機能的にも鼻腔をつまらせないことが大切かと思われる。そして何が原因で鼻がつまるのか?を把握してくことが改善の入り口となる。
そこで中医書をひいて調べてみた。「鼻塞」という表記があり 簡易的に「気候」・「熱」・「詰まり」・「弱り」と分類されている。
今回は「気候が原因での鼻づまりとその鑑別ポイント」について解説していきたい。
①風寒タイプ
口・鼻から寒冷な気候が入ることが原因となる。肺へと達した寒冷刺激が肺の空気を吸う・吐くはたらきに影響を及ぼし鼻の空気の出入りする力を弱めるため鼻づまりが生じる。鼻水は水っぽいことがポイント。冬季・急激に気温が低下したときに生じやすい。
②風熱タイプ
「熱」・「詰まり」・「弱り」が原因の鼻づまりについては次の記事で。
スタッフ 杉本