連日の男子柔道金メダルの姿に涙腺がゆるゆるな研修生の大久保です。
気持ちのこもったガッツポーズもいいですが、相手に敬意を払い、最後まで
礼節を重んじる姿がカッコいいですね!
さて今回は、今まで主な症状に伴って起こる状態(随伴症状)であった
「胸悶(きょうもん)」を主役にして、『胸悶になったらどんな弁証になるのか』
という、今までとは反対のルートでお話ししたいと思います。
胸悶とは…
胸がつまる、脹る、落ち着かないような胸の不快感があり、重症化すると
胸が熱く悶(もだ)え暴れる事がある。胸痞(きょうひ)とも呼ぶが、この場合は
痛みが無い場合に使うことが多い。
弁証…
風寒束肺・熱邪壅(よう)肺・肝気うっ結・痰湿阻肺・心血お阻・心気虚・心血虚
今回は多いですね(笑)
おおまかにまとめますと、胸周辺の臓“心”“肺”そして、身体の流れに関係する
“肝”の異常により症状が表れる事が分かります。また“虚実寒熱”などで分けられ
ます。
原因が多くて大変ですが、現場では悪寒や発熱、喉のつかえや痰など、他に
気になる症状が出てないかを聞きながら弁証を確定してゆきます。
研修生 大久保昌哉
※新着時期を過ぎると左サイドバー《上記に記載のない症状》に収められています。