夏でも毎晩ぬかパックをお腹に置いて温めている私からすれば、おへそが出ているスポーツウェアは殺人ウェアとしか思えない研修生の大久保です。
さて、前回は主な夏バテの症状から中医学的な証を立ててみましたが、今度は夏バテ予防や夏によく口にする食べ物の性質からどのような証があるのか見てゆきたいと思います。
品目 味 性質 体質
レバー 甘 涼 血虚
トマト 甘酸 涼 気虚・水滞
豚肉 甘鹹 平 気虚・津液不足
ナス 甘 涼 気滞・血虚
梨 甘酸 涼 水滞・津液不足
スイカ 甘 寒 〃
きゅうり 甘 涼 〃
とうもろこし 甘 平 気虚・水滞
うなぎ 甘 平 気血陰虚
枝豆 甘 平 気虚・水滞
打ち込んでいる途中からカレーのイメージが頭から離れませんでした(笑)
味の項目は見事な位『甘』ですね!これは五行では『脾』に当たります。
性質はもちろん体温を下げる効果のあるものが多いですね。
そして体質です。前回出ました証とほぼ一緒です。
以上のことから夏バテとは…
気虚 血虚 陰虚 陽虚をベースとし、さらに脾胃が傷つく事で様々な体調不良が出ると言えるのではないかと思います。
研修生 大久保昌哉
※新着時期を過ぎると左サイドバー《上記に記載のない症状》に収められています。