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胎動不安(たいどうふあん)とは、妊娠中に胎児が活発に動く感覚(下に動く感じ)を感じた後に、軽い腰のだるさを感じるものを指す。甚だい場合には膣内から少量の出血が見られる。流産の前兆として見られることが多い。

胎動不安が生じる原因としては、子宮へ密接にかかわる経絡(東洋医学的なエネルギー・栄養物質の運行ルート)の損傷により胎児を養うことが出来ないことが挙げられる。

身体の中の何の生理物質が足りないか?どこの五臓六腑にトラブルが生じたか?などで分類されるが大きく分けて6パターンある。以下解説を行っていきたい。

①気虚胎動不安(ききょたいどうふあん)

子宮内のエネルギー量が少ないこと・子宮へエネルギー・栄養物質を届ける力が低下することが原因となる。エネルギーは胎児の発育に関わる他、子宮内に留めておく役割を持っている。不足することで胎児を養えない、子宮内に留めておくことが出来ないために胎動不安が生じる。エネルギー不足の症状が全身にも表れ、顔色が白い・心身の倦怠感・息切れ・ボソボソと話す・寒がりなどが生じる。

②血虚胎動不安(けっきょたいどうふあん)

子宮内の栄養物質が少ないこと・子宮内へ供給する栄養物質が少ないことが原因となる。

胎児は養われないために、胎動不安が生じる。栄養不足症状が全身にも見られ、眩暈や動悸・顔色は黄色い・皮膚はカサカサしている・脈が細く力がないなどが出現する。

①のエネルギー不足タイプについては、全身のエネルギー(気)を補うツボ

②の栄養不足タイプについては、栄養を補うツボを用いて治療致します。

またエネルギーや栄養が不足している原因を把握して、生活上におけるアドバイスもさせていただきます。

少し長くなってしまいそうなので、残りの4パターンはまたの機会に…。

スタッフ 杉本

◎参考文献

「中医症状鑑別診断学」 人民衛生出版社

「わかる中医学入門」 燎原出版社

「中医病因病機学」 東洋学術出版社

「中医基本用語辞典」 東洋学術出版社

「漢方用語大辞典」 燎原出版社

※新着時期を過ぎると左サイドバー《妊娠中/産後の諸症状》に収められています。

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