雨の日が続き、浴室乾燥をフル稼働させている研修生の大久保です。
二日後の七夕は暦では『小暑』といって、梅雨が明け暑さが本格的になる頃のようですが、まだまだ
明けるのは先ですね。
さて、今回はそんな暑くなってくる時期に起きやすい食中・食後に眠くなる「食後困頓(こんとん)」
という症状をご紹介したいと思います。
1.脾気虚タイプ
症状 :食中・食後に眠くなる 倦怠感 汗っかき 食欲不振 食後にお腹が張る
軟便 肌が黄色っぽい 舌の色は淡く、腫れぼったい
2.痰湿中阻タイプ
症状 :食中・食後に眠くなる 頭や身体が重い 胸がムカムカする 軟便 食欲不振
口が粘っこい 太り気味 舌の苔が白い
どちらも脾の持つ食物を運ぶ作用が低下した為に起きるものですね。
鑑別のポイントは午後の疲労が溜まった時や手足・陰部の湿り感。浮腫みの有無などを見て
用いるツボを選択してゆきます。
湿気が多かったり、冷たいものを一気に飲んで脾を痛めやすくなる季節です。
夏の準備の為にも消化器には無理をさせないよう心掛けましょう!
水分代謝アップの為にトウモロコシ茶飲んでます
研修生 大久保昌哉
※新着時期を過ぎると左サイドバー《上記に記載のない症状》に収められています。