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訪問治療に伺っている庭の河津桜が咲き始め「春はもう少し」と喜んでいる研修生の大久保です。

(調べてみると河津桜は稀に12月にも咲くようですが…)

さて、杉本先生のようにシリーズ化しておりますが(笑)今回も舌で見られる症状の一つ

『舌萎(ぜつい)』についてご紹介したいと思います。

舌萎とは

 ・舌を動かす力が入らず、出し入れや回転ができない。

 ・ひどい場合は前歯の裏まで舌が届かない。

考えられる証は

<痰湿阻絡>

・顔色が白い、言語障害が出る、胃周辺がムカムカしてはる、舌が硬い感じ、苔は厚い

※舌萎とは、で「力が入らない」と言っているのに「硬い感じ」とは矛盾している気がしますね!

 イメージとしては、痰や湿によって舌に流れる気を通す管に蓋がされたと考えて頂くほうが

 いいかなと思います。蓋があるので栄養が届かず力が入らない。けれど蓋によって内部は

 詰まっている。低下したと考えられる臓器は脾、肺、腎です。

<心脾両虚>

・顔色、爪、唇が白っぽい、動悸、不眠、忘れっぽい、食欲が無い、舌は無力感、苔は薄く白い

※『医食同源』とよく言いますが、良い“食事”をしても“吸収”する器官が悪いとそれも

 万病のもとになると言うことですね。この場合も脾の機能低下から関連する心や舌に影響が

 出ています。(←五行色体表の縦の関係ですね!)

<肺熱薫灼>

・舌が乾く、痰の出ない空咳、もしくは出ても粘り気がある痰が少し出る、

 喉、口、鼻が乾く、小便黄色い、便秘ぎみ、苔は黄色い

※熱邪が肺に侵入、または治療の過程で熱邪を取り切れず残りが肺に侵入した為に身体の水分が蒸発し

 舌が萎縮してしまったと考えられます。参考文献によりますと虚証の部類に入るようなのですが、

 どう考えても実証のような… 私の翻訳ミスかもしれませんし、ここはもう少し他の文献を調べる

 余地があります。

<肝腎陰虚>

・舌は暗く、意識がハッキリせず朦朧、耳が遠い、両頬が赤い、手の震え、苔は無い

※長期間体内に熱邪が入ったり、大量の出血により肝腎の機能低下が起こります。

 肝の気の通り道にある頬や腎の通り道にある舌の両端に症状が出るのが特徴的です。

舌萎治療のポイントは※印の説明でも触れていますが『時間軸』です。慢性的な臓腑の病変が結果的に

舌に現れたのか、一気に舌に出現したのか。また、実証でも虚証でも現れる症状なので、弁証をしっかり

立てて治療に挑まなければなりません。

研修生 大久保昌哉

ソース画像を表示

「舌を診察すれば、病気がわかる」より

※新着時期を過ぎると左サイドバー《上記に記載のない症状》に収められています。

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