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血便は文字の通り、赤い血が混じっている便を指す。

大腸、肛門、下部消化器からの出血するが、肛門からの出血だと鮮やかな赤で大腸からの出血だと暗赤色となる。

疾患としては痔・大腸がん・大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎・クローン病などが挙げられる。

以下、東洋医学的な解説をしていきたいと思います。

●血便(大便下血)

中医では大便下血といい、便に血液が混ざるものを指す。大便下血には①出血のみ・②排便の後半に出血するもの・③出血した後排便するもの・④便に血液が付着しているもの、がある。

肛裂(切れ痔)・肛漏(痔ろう)などによって生じる。

1)大腸風火タイプ
気候・高熱な外的環境が陽明経脈(大腸と関係がある)に侵襲・熱が腸胃に停滞し脈絡を損傷するたことが原因で血便が生じる。

(特徴)

 出血後便が出る・鮮紅色・急激に発症するが期間は短い・肛門の灼熱感を伴う
(その他の症状)

唇が乾燥・咽が乾き冷たい飲み物を欲する・歯茎の張れ・口が苦い・口臭がする・便秘など。

2)大腸湿熱タイプ飲食の不摂生・また多湿な環境に長時間さらされることによって胃腸に余剰水分が生じる。

これが下降して大腸に留まり熱をおびる。この熱により血絡が傷灼されることによって血便が生じる。
(特徴)
 便に血液が付着・暗黒色or黒豆汁のような色の便

(そのほかの症状)
 顔色は黄色・口は渇き苦い・飲食を欲さない・お腹の張り・排便後すっきりしないなど。

3)肝腎陰虚タイプ身体の栄養物資・保湿物質の不足によって生じる。保湿物質の不足は相対的な熱(身体を冷ます物質が不足することによって生じる)を生み出す。この熱が大腸に停滞することによって血便が生じる。

(特徴)

排便後出血・深紅色・血液が点滴する・出血量は多くない
(その他の症状)

頭部の揺れ・めまい・両ほほが赤らむ・不眠・寝汗・足腰の重だるさなど。

4)脾腎陽虚タイプ
働きすぎ、長期間病気を患うことによる体力低下などによって「脾」と「腎」の気が低下することにより生じる。「脾」は血液を脈内にとどめておく作用を有し、「腎」は物質を漏れ出ないようにおさめる作用を有する。この「脾」「腎」双方の作用が低下した結果、下血が生じる。

(特徴)

排便後出血・黒い・粘稠度が高い・出血量が多い。
(そのほかの症状)

顔色にツヤがない・手足がだるい・ボソボソと話す・下痢・ひどい場合には手足の冷えなど。

スタッフ 杉本

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