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2021/1

鍼灸学校では「人の精神・感情は五臓それぞれが受け持ち、それを統合するのは心(シン)である」と習います(すごく大雑把ですが・・・)

その心の総合作用の中心に位置するのが心にある神(シン)です。これを「心は神明を主る」といいます。

その他、心には火性傾向五志として喜(キ)の性質を有します。

そこで心(シン)が充実しているとは「気力の充実・頭脳明晰(心(シン)の働き)、情熱的・積極的(適度な火性)、陽気、楽天的、屈託がない(五志の喜)」のような心理的特徴が現れやすくなるわけです。

私たち鍼灸の臨床家は何かしらの精神疾患の患者さんと対峙したとき、その病証が心(シン)と絡むかと考える際は、上記のような心理作用著しく減退するなり、病理的に亢進していないかを考えることになります。

心の減退

具体的には神の減退で勇気が持てずに消極的になる、それが高じると強い不安感、気力がないなどが現れます。喜という感情の減退なら全く楽しくないため、表情が乏しくなるでしょう。また火性を失うと寡黙、動きたくない(動けない)となります。今でいう鬱病に非常に近いですね。

では亢進しすぎるとどうでしょうか?

これはまず神のお祭り状態のようなもので、火性も喜もお祭りに参加しているような感じでしょう。異常にはしゃぎ、じっとしていられない、話がどんどん飛ぶようになります。まるで今の躁病や統合失調のような症状を現しますね。

心を保っているかどうかのリトマス紙

自分自身の心の状態って意外とわからないものです。

先の気力の充実・頭脳明晰、情熱的・積極的、陽気、楽天的、屈託がない人あるいはそういう状態のときなどはそうそうにないでしょう。

僕とて元より心の火性、五志の喜が少ないので、陰気で、心配性、おまけに屈折しているわけです(*`艸´)ウシシシ(本人は病的レベルではない思っています)

僕が自分自身の心が今どうような状態か、パワー不足か充実レベルか、あるいは心が成長しているかを測る指標にしていることがあります。

それはこの文言です。

《一定程度の質量の精神刺激に対して感情の起伏が起きない》がそれです。

とても嫌なことがあったり、強いストレスが感じたときに自分の感情がどう動くかを見ています。

たとえば昔なら、ちょっとした言い争いやケンカ程度でも不安になり眠れなくなったりしていました。今だとこういう風に気持ちが落ち込むことはありません。仮に落ち込んだとしても長続きはしなくなりました。

もちろん大事な方の不幸に出会ったりしたら感情が乱れるのは当然の反応といえますから、こういうは抜きますね。

感情の起伏を俯瞰すればその人の今の心(シン)のレベル掴めるようになってきます。

治療レベルでは肝の助けを借りながら調節していくことが多いのですが、それはまた機会があればお話しします。


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