2020/12
うちは不妊治療の方が割りに多い。
すると妊娠したら終わりというわけではなく、必然にその後のトラブルに対処することになる。
その流れで、出産間際まで関わることも少なくなく、今日も35週を過ぎた方をお二人診た。
中には子宮口の開きが悪く、予定日間際でも陣痛の気配のない方もいる。
概ね、三陰交、合谷、肩井、次リョウ辺りを使用すると良いと古典にはあるが、それだけでもないし、使う意味や周期も違う。
※産道をやわらかくするため。
※子宮周囲の衛気を益すため。
※出産時の勢い、つまり下方への気の動きを強化するため。
※子宮収縮を促すため等々、それぞれにツボごとに役割が違うわけである。
今日はある目的で至陰を使う。
比喩的な言い回しをすれば「胎児に、お〜いもう出ても良いのでは?」とお伺いを立てた感じだろうか?
※新着時期を過ぎると左サイドバー《妊娠中/産後の諸症状》に収められています。