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治療目的の症状として来院されるわけではないが、「むくみ」を気にされている方は非常に多い。

「足」のむくみを気にされる方が多い気もするが、「顔(瞼含む)」・「手」・「胸部」・「腹部」など身体のありとあらゆる場所にみられる。

むくみがおこるメカニズムとしては、水液物質が体内に停滞することが挙げられる。

伝統医学上では「むくみ」についてどのように考えられるのか?

今回は身体の水液代謝を担う臓腑を介した解説を行いたいと思います。

●「むくみ」=「浮腫」・「水腫」とは?

「むくみ」は伝統医学上では、「浮腫」・「水腫」と表記される。

水液の循環を主る五臓の「肺」・「脾」・「腎」。この3つの臓器が正常に働かないことが水液の停滞をもたらす大きな原因と考えられている。

◎「肺」・「脾」・「腎」は水液物質とどのように関わる?

五臓六腑の「肺」・「脾」・「腎」。これらはそれぞれ、身体の上部〜下部に位置するがそれぞれが互いに関与しながれ全身のスムーズな水液の運行が実現されている。

(身体上部=「肺」・中部=「脾」・下部=「腎」が位置している。)

「肺」身体に取り込まれた水液を身体の外・下部へ運行する役割を担う。

この役割によって通常は、「身体の外」⇒汗として排出され・「身体の下」⇒尿として排出される。

正常に働かない(運行に障害が生じる)ことによって、むくみ症状が出現する。胸部に位置することから、胸部のむくみとして出現しやすい。

「脾」…飲食において取り込んだ水分(栄養物質を含む)を他臓腑と協力して全身に供給する役割を有する。正常に働からないこと(消化・運行障害が生じる)ことによって、むくみ症状が出現する。身体中部に位置することから、腹部のむくみとして出現しやすい。

◆「腎」…身体の水液運行や量をコントロールする役割を有する。不要な水液物質を「尿」に変化させる・排出するのはこの腎の役割。正しく働かないこと(気化・排尿障害が生じる)ことによって、むくみ症状が出現する。身体下部に位置することから下肢のむくみとして出現しやすい。

伝統医学上における「むくみ」のメカニズム、いかがだったでしょうか?

水液の吸収・運搬・排出のトラブルにより生じることにより起こることがご理解いただけたのではないかと思います。

自身のむくみの原因を把握する上での参考になればうれしいです。

今回は、代表的な3つの臓腑を用いて説明させていただきましたが、その他、心・肝・三焦・膀胱のトラブル・栄養不良の場合にも見られます。

細かい説明については、次回の記事で説明を行いたいと思いますのでご興味のある方はぜひご覧下さい。

長くなってしまったため今回はこれにて失礼いたします。

スタッフ 杉本

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