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こんにちは!研修生の大久保です。だんだんと暑さも緩み、朝夕は過ごしやすい日が出てきましたね。夏も好きですが私はこの季節に窓を開けて虫の声を聞きながら寝るのも好きです。

さて、今日はそんな睡眠についてお話ししようと思います。睡眠と言っても日中にどうしてもとれない眠気です。東洋でも西洋医学でもそんな眠気を嗜眠(しみん)と呼びますが、西洋医学では意識障害の一つに入ります。

東洋医学ではもう少し軽い状態と捉えて頂いたほうが良いかなと思います。それでは四つのタイプをご紹介致します。

1【湿困脾陽タイプ】

 読んで字のごとく!湿の性質を持つ邪が脾(消化や運化に携わる臓腑)を傷つけ、

 体内で行われている気の交換が障害され、淀んだ気が上半身で停滞し眠気が取れなくなります。

 長時間雨に打たれたり、暴飲暴食、冷たいものを過剰に摂取する事で起きます。

 また、思い悩む事で脾を傷つけてしまう事も原因となります。

2【心脾両虚タイプ】

 心と脾は互いに助け合う関係にあります。長期間の悩み事や心配事、出血などで心血を消耗したり、

 暴飲暴食や過労で脾を傷つけたりして関係が崩れると、精神が不安定になり眠気が取れなくなります。

 個人的にはこのタイプが西洋医学的な嗜眠に入るのかなと思います。上記に挙げたタイプでも同じ

 「脾」が入り分かりづらくなっていますが、治療の現場では脾の作用低下による症状が出ているか

 を見ながら1と2の区別をしています。

3【腎陽虚(腎精不足)タイプ】

 長期間の病気や、寒・湿の性質を持つ邪などの外邪により腎の陽気が傷つき、身体を動かす

 エネルギーが産生されず、眠い状態が続く。加齢などによる元々のパワー不足(腎精不足)も原因。

 手足の冷えや下痢、血色の悪い肌などが特徴的です。

4【血阻滞タイプ】

 頭部の外傷や恐怖体験などにより体内を流れる気や血が鬱滞し、陽気が頭部に上がらず眠気が

 取れない。出血を伴う外傷なら病院に行く方がいいと思いますが、たんこぶ程度ならぶつけた事

 すら忘れて、気が付けばその辺りから嗜眠症状が出てるという事はあるかもしれません。

いかがでしょうか。個人的には1と3のタイプが多いかなと思います。「寝具には気を使っているのに眠気が取れない」という方は一度身体の状態を見てあげると意外にも内部から不調の原因が出ているのかもしれません。


研修生 大久保昌哉

※新着時期を過ぎると《上記に記載のない症状》に収められています。

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