2020/9
主訴が鼻血で鍼灸治療にくる方はそう多くはない。
うちはいらっしゃるけど((´∀`*))ヶラヶラ
血オ、血熱、下陥が3大証ということになろうか。
現代医学の言葉を借りれば血栓傾向にある方、血圧が高めの方、ほてり症、血管壁の弱い方などが対象となりやすい。
※今回の方は抗リン脂質抗体症候群があり、溶血剤(バイアスピリン)を常用する。原病理は血オと捉えてよいだろう。その証左にちょっとぶつかっただけ良く出血するらしい(そこから2次病理にも展開しているのでもう少し複雑だが・・・)。
鍼灸の応用力を見事に示す症例であったように思う。
※新着時期を過ぎると《上記に記載のない症状》に収められています。