2020/8
妊娠20週目くらいになると恥骨あたりの痛みを訴える方がいます。
そう珍しい現象ではなく、良く起こる現象と言われています。
出産に備え恥骨結合部が徐々に開いてくることが大きな原因とされています。
逆にこれが弱いと出産自体が難産になってちゃうでしょ
この徐々に開いてくる恥骨結合部に、大きくなったお腹の下方への圧力と、場合によっては胎児の蹴り?(胎動)が相まって痛みが増強されます。
※間違えやすいのはこの時期の鼠径部の張りです、これは頸管が短かったり、力が弱かったりするために流産しやすい状況のこともありますから安静が必要になります。
●行気のツボに恥骨外側の緩みをつくる治療を加えますとかなり痛みは軽減されます。
妊娠って色々な変化がありすぎて大変なことではありますが、ゆとりを失わず、余裕をもって対処していく気もちが肝要かと思っています。
ご苦労様です。
※新着時期を過ぎても《妊娠中/産後の諸症状》に収められています。