2020/8
P4に代表される黄体ホルモン。不妊治療の方を見ると圧倒的に低めの方が多い。
一般にMAXでも10以下だと黄体機能不全となるのだろうが、そこまでいかなくともとにかく卵胞期、排卵期が低めの方が多い。
その証左にBBT(基礎体温表)を見ても3日内で高温期MAXに近くまで急上昇する方はほとんどいない。
4日~7日ほどかかる方が多い。
伝統医学では医学では子宮の気の不足、腎精の不足、腎気・腎陽の不足あたりが有力病理であるが、それだけでもない。
以外に多いのは脾気虚、肝気鬱、子宮の血オなど。
とにかく様々な病理から展開する。
他の症状と合わせながら病理を確定してゆくことになる。
妊娠の前提条件としてここを整えることは非常に重要と考えている。
※新着時期を過ぎると左サイドバー《不妊症》に収められています。