2020/7
一般論して食後は血圧は上昇することが多いといいます。
消化・吸収の作業のために血液量が増えるからです。
つまり、消化・吸収という一連の作業のためにエネルギーが必要ということです。」運転中にエンジンの回転が早まるとガソリンの消費が上がるようなものです。
しかし、逆に下がる人も少なくありません。
自律神経の関係がより前面に出るときがそれ。
●交感神経優位;興奮状態、胃腸の消化・吸収力は低下。血圧は上がる。
●副交感神経優位;リラックス状態、胃腸の消化・吸収力は亢進。血圧は下がる。
これによりす血圧は下がりやすくなります。
伝統医学なら肝病理で処理することが多いケースです。
またあるドクターのブログを拝聴していたら以下のような意見がありました。
消化・吸収を促進する胃液は血液中の水分を元に作られます。食事毎の血液消費量は700ml程だそうす。そうとなれば食後は血液が減りかつ濃くなるということです。血液量が減る分方血圧は下がります。
この食後低血圧は高齢者、パーキンソン病、高血圧や糖尿病を伴う神経障害のに良く見られるそうです。食後ほどなく入浴し、お風呂場で転倒するケースに実はこの食後低血圧症の方が結構多いと思います。食後一時間内の入浴はお控えください。
これは伝統医学なら陰虚の方の特徴ともいえなくはないです。
食後40〜50分くらいに血圧を測定してもらい、この辺のデーターを集めることでより的確な鍼灸治療ができるのです。
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