生理痛その2

お疲れ様です。金澤です。

前回、生理痛をもっていらっしゃる方で多い特徴を挙げてみました。

東洋医学では臓腑気血(身体の内側)の状態も加味しなければ治療の方向性が定まりませんが、セルフチェックには最適かと思われます。

では、なぜ下半身の内側のラインなのでしょうか?東洋医学では子宮(子宮と卵巣と考えてください)に関連が強い臓腑が肝、脾、腎になります。そして、それらの経絡は足の内側を通ります。このラインが固いということは子宮内部に送り込む気血、及び子宮周辺に流れる気血が停滞しやすくなります。

もう少し分解して詳しく書きます。

内側のラインが固くなる肝脾腎から子宮内部へと流入する気血が滞りやすくなります。この滞りが子宮内膜に影響すると内膜が固くなりやすい傾向になります。イメージすると生理時に柔らかい内膜と固い内膜では剥がれ方や痛みの差が異なることが連想できます。

また子宮周辺に流れる気血の滞りも、子宮の機能や活動性を低下させる要素になりえます。

生理時に子宮が内膜を吐き出す力が弱い、寒冷刺激に弱い、痛みとして脹痛や重痛、激痛などが出やすくなるなどが出てきやすい傾向になります。

 

何度も申し上げますが足が固ければ生理痛があるわけではありません。あくまでも傾向として生理痛がある方は固いことが多くなります。

東洋医学、特に鍼灸は循環論であるので子宮との関連が強い経絡、臓腑または関連因子に関して、まずは回していくことが重要になってきます。

おしまい