〒242-0021 神奈川県大和市中央3-8-26 杉中央ビル1階

営業時間
9:30~18:30
定休日

水曜日・金曜日・日曜日・祝日
ただし急を要する方には第2・第4日曜日にて
個別対応も可能なこともあります。前日までにご相談ください。

2012/6

不妊症の弁証論治で最も多いのは腎精不足から腎虚。そして腎虚から血オという流れであろうか。

血オでは血塊のほか、内膜の硬度、鼠径部の固さ、高温期の低体温、手掌魚際部の色や仙骨部の乾燥などがよく現れる。

もちろん衝・任脈の気血両虚や肝血虚の人も少なくない。

それら諸症状に陰に陽にと影響するのが肝気鬱である。

肝気鬱は専門用語でわかりにくいと思うので、主に精神的ストレスによる過緊張、不安、パニックなどと考えて欲しい。

その精神的ストレスに、さらに理想と現実の乖離が加わると先の肝気鬱をことさら悪化させる。

つまり嫌だという思いがありながら不妊外来に通う。

期待したのに、また授からなかったという思い。

仕事を休みたくないのに休まなければならないとき、何故私だけこんなに苦労するわけという怒り・・・

などで肝気鬱は悪化する。

肝気鬱が不妊症における主体的病理になることは少ないが、影響していないこともまた少ない。

来院する患者さんのほとんどの方が、不妊治療に通う時間の捻出や治療自体の緊張の連続性・・・から相当に肝気鬱を強めている。

肝気鬱はホルモン数値のブレや排卵期及び生理日のブレ、高温期の乱高下で現れやすい。

もうひとつ上手く表現できないが・・肝気鬱状態を際にいくつかのタイミングが合えば、急激なホルモン数値の悪化、さらには月経停止なども引き起こす。

逆に肝気鬱が治まるだけで思わぬほど良い方向に展開することも少なくない。

この間も数回の肝気鬱の治療だけで内膜が9ミリから13ミリ、卵子のグレード4から2まで上昇したケースがあった。

様々な思いを引きずらないことが肝要である。

昨日の私は今日の私と同じではありませんと思い、いかにストレスを抜き、肝気鬱にならないかも重要な視点である。

不妊治療を止めたら妊娠したという事例は枚挙にいとまがないが、このことを指すのだろう。

お問合せ・ご相談

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
046-260-0638

受付時間:9:30~18:30
休診日:水曜日・金曜日・日曜日・祝日

ただし急を要する方には第2・第4日曜日にて

個別対応も可能なこともあります。前日までにご相談ください。

不妊症や生理痛、陰部神経痛、腰痛、坐骨神経痛などでお悩みの方は神奈川県大和市のさくら堂治療へ。ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、五十肩、膝痛、寝違えなど、急性期の治療も対応します。

診療日※(予約優先)                              

 
10:00~12:00 受付
15:00~18:30 受付

休     

※このホームページは鍼灸治療のほか医学、歴史、地域、時事、感情の動き、院内の出来事などを読み物風として仕上げております。雑誌を読む感覚でお使いくだされば楽しいかと存じます ~スタッフ一同より~

ご相談はこちらから

お電話でのお問合せ・相談予約

046-260-0638

<受付時間>
9:30~18:30
※水曜日・金曜日・日曜日・祝日は除く

鍼灸さくら堂治療院

住所

〒242-0021
神奈川県大和市中央3-8-26
杉中央ビル1階

アクセス

相鉄線・小田急線大和駅相鉄口下車、徒歩6分。
駐車場駐車場完備。
瀬谷、三ツ境、相模大野、さがみ野、鶴間、南林間、桜ヶ丘、高座渋谷からもお近くです。

営業時間

9:30~18:30

定休日

水曜日・金曜日・日曜日・祝日

友だち追加

新着記事一覧