中医学で考える甲状腺機能低下症

甲状腺の機能減退を東洋医学では「甲減」という。

本病の多くは中高年期での発病が最も多く、1:4〜6の比率で女性に多い。

先天的なものは「遺伝」に由来するものであり、後天的なものは「栄養不足」によるものが主とされる。

 

先天不足によるものは多くが「腎陽不足」とされる。

・幼少期から小児発達遅延症状が見受けれらる

(歩き始めるのが遅い・言葉を話すのが遅い・歯が生えるのが遅い・声をかけても反応が鈍い)

・陽気(からだをあたためる力)が不足しているため、体温が低く顔は青白い。

●使用するツボ→関元・気海・腎兪・膏肓など

 

後天不足によるものは「脾陽虚」からの「脾腎両虚」により気血の不足が全身へと波及するとされる。

・エネルギー不足症状が主である(食欲ない・寒がり・手足が冷える・無表情・便秘・常に眠い・話し声がぼそぼそしている)

●使用するツボ→命門・関元・気海・陰陵泉など

 

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よくご相談いただく疾患です。お悩みの方は当院まで一度ご相談ください。

 

スタッフ 杉本

 

◎参考文献

「430種疾病鍼灸表解」 中医古籍出版社