溺れているまさにその時は、少しでも頭を水面に上げたいので、体に力が入り過ぎ。立ちの姿勢になるので、結果益々沈んでしまうことになります。
これって生活の中で苦しんでいる時の様相に似ていると思っています。
今の苦しみから助かろう、逃れようとして、そのことだけに頭が一杯の状態でしょ。
体に力が入り立って頭だけ上げているものです。
だから首が凝る
息も焦りで深く吸っていません。
だから胸が苦しい
少し冷静になり、周りを見ながら体を傾けて横になるようにします。
頭を落ち着かせ力を抜きます。
頭を落ち着かせ横になります。
寝ながら時の流れを静観します。
苦しいことは真逆に考えれば解決することも少なくありません。
※焦った時ほどゆっくりと
※詰まった時ほど広げましょう
胸に手のひらを当てながら少しだけでも横になってみてください。
胸の胸骨という骨の中央にあるのが『中(ダンチュウ)』というツボです。
中には苦しい時に胸を広げて、呼吸を楽にする効能があります。
※この記事は一定期間を過ぎると『養生』の項に収められています。