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●顔面神経麻痺の東洋医学的分類

頭顔面へとつながる経絡(気・血の運行ルート)に不足・停滞が出現することがポイントか。

また「風(ふう)」が原因となるものの記載が多い。

中医書を参考に5つに分類してみたので、以下解説していきたい。

※「経絡」・「臓腑」に関連するもののみ記載。

①風邪(ふうじゃ)タイプ

気候の「風」が身体へ悪さすることが原因。風が顔面部を巡る経絡の運行に障害をもたらすことにより麻痺症状が出現する。「冷え」・「暑さ」・「湿気」などが原因となるが、悪さをする気候の種類によって顔面部へと出現する症状が異なる。(湿気であれば顔・まぶたがむくむなど)

②肝風内動(かんふうないどう)タイプ

五臓「肝」の不調が原因。肝は「怒り」の感情に密接に関与しているとされている。急激な感情の変化(ここでいうところの怒りすぎ)は「肝」の機能の低下をもたらす。波平おじさんのように、怒りすぎると頭から湯気がでるよう、頭顔面部に「風」が作用することで顔面に連なる経絡が損傷する。麻痺以外にも筋肉がピクピクするといった症状もみられる。

③肝鬱気滞(かんうつきたい)タイプ

五臓「肝」の不調が原因。肝は体内の生理物質をスムーズに運搬させる役割を有する。精神的な抑うつ状態・ストレスフルな環境により運行の停滞がもたらされることにより、顔面部においても気血の運行に停滞が生じることで出現する。他のタイプと比較して発症のトリガーが明らかなことが特徴である(大事な会議を終えた途端に解消するなど)

④気血両虚(きけつりょうきょ)タイプ

身体の「気」・「血」の不足が原因。気は「動かす」特性があるのに対し、血は「滋養する」作用を有する。気の不足は、顔面を動かす力がない・血を顔面部に供給する力が不足する、といった症状が出現する。血の不足は、顔面部の栄養レベルが下がるといった症状へとつながる。

⑤風痰入絡(ふうたんにゅうらく)タイプ

「風」と「痰」が原因。体内に存在する「痰」(ベタベタな水液物質のイメージ)が「風」により顔面部へと押し上げられる。その結果、顔面部の経絡につまりが生じることで気・血ともに巡らなくなることから顔面を動かせないといった症状が出現する。

少し長くなってしまったので今回はここまで。次は「ツボ」も紹介していたい。

スタッフ 杉本

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