こんにちは!研修生の大久保です。
さて、寒くなってくると鼻水も出てきますが、鼻がつまって息がしにくくなる方も少なくないと
思います。今回はそんな「鼻づまり」についてお話ししていきますあr。
中医学書では「鼻塞」や「鼻堵」と言われ(どう読むか調べたのですが、見当たりませんでした)
一般的には寒が原因で様々な経路から鼻に症状を出すようです。それではご自身が鼻づまりになった
時を思い出しながら症状を見ていきましょう!
1.風寒タイプ
発作性で鼻水を伴う 悪寒発熱 無汗
※風邪のひき始めによくなるタイプですね。
2.風熱タイプ
発作性の強い鼻づまり 黄色い鼻水や痰 頭痛
※風熱の邪や風寒の邪が体内に入り化熱することで発症します。
3.肺経鬱熱タイプ
長く続く鼻づまり 黄色い鼻水 喉が渇く 便秘
※肺に熱が滞留し、津液を損傷した影響が呼吸器に出ます。
4.肝胆湿熱タイプ
慢性的な鼻づまり 臭いのある濃い鼻水 口が粘っこい お腹が張る
※味付けの濃い食べ物やアルコール、湿邪による熱が鼻で悪さをします。
5.肺腎陰虚タイプ
長く続く鼻づまり から咳 陰疼痛 声がれ
※体内の水分(津液)が損傷し、鼻に症状が現れる。
6.気滞血おタイプ
慢性的な鼻づまり 嗅覚異常 鼻水は少ない
※外邪や内邪が身体に長く留まり、気血の流れが悪くなり鼻に症状が出る。
いかがだったでしょうか。今ではめっきり出なくなりましたが、週末によく仲の良い先輩と
飲みに行った次の日は鼻がつまっていた事を思い出し、4の肝胆湿熱が原因だなと納得が
いきました。
研修生 大久保昌哉
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