2020/12
今日は呟くというかボヤキ
貞観の治について。
唐の二代目太宗皇帝の治世を指す。理想的な政治が行われた時代として、その偉業は後の皇帝の羨望の的となる。
しかし後継者についてはその限りではないように感じている。則天武后を出すまでの状況になったことを考えれば、後継者選びは本当に難儀なものだ。
世の中、トンビが鷹を産んだという話は枚挙にいとまがない。
ならば、逆に鷹がトンビを生むこともまれではないだろう。季世明(太宗)も例外ではなく子供達に優れた者は皆無であったのだろう(注;ただし彼の眼から見て)
つまり後継者選びに難儀したようである。後継者選びはとても他人事と思えない。
自分とて小さな規模とはいえ、50人程度の塾生と200人ほどの会報読者を擁する研究会を主催する。
以前の研究会では10年間会長を務めた。今の塾も18年経過した。僕の中では絶対に30年も続けるのは良くないと思っている
管理運営は数年前に譲ることが出来たが、学問的支柱という位置づけはなかなか次世代に渡せず難儀している。
後継者の資質は何か?
利益団体ではないので実入りはない
苦労も絶えない。
生活の三割は塾の雑務に取られる。
ならば奉仕の精神か?
徳が備わっていることも条件。
塾の顔として一定程度の学識も必要。
あと少し、あと少し、
徳を見出す徳を身に付けなければ(笑)と考えるが、僕には情熱はあっても人徳がない
愚痴ですから飛ばしてください(* ´艸`)クスクス

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。