お疲れ様です。杉本です。
弁証を立てて(診察を行う)それに沿ったツボを選ぶ。そして鍼やお灸をもって治療を行う。
いわゆる鍼灸師の仕事であり、症状を治療をするために必要な要素であります。
症状を良くできるように必死に努力をする。しっかりとした診察が行えるように書籍にあたったり、
効果を最大限引き出せるように練習する。学生時代にはそういう部分ばかり目を向けていました。
ただ臨床は「症状」ではなく「人」が相手です。
「人」を治療するためには、知識よりも「人」を見る意識が大切なのかもしれない。
一例ですが、治療院にくるまでに至った経緯や、何を求めているのか。
知識や技術だけでは、人を治療することが出来ないのかもしれないと感じています。
そのためにはしっかりと相手を見る必要があるのだと思います。
「症状」ばがりに目を向けていた自分自身に大反省。
まだまだ勉強不足なので学問も大事にしないといけないのですが、しっかりと人を見ることを意識し今後の臨床を大切にしたいと思います。
成長の機会と捉えて今後も前向きに精進してまいります!!!
スタッフ 杉本