2020/10
全てそうだと思いますが、基礎の上に応用があり、気付いたらかなり自己流という過程を経るものです。
※中医基礎が面白い。
※回りで勉強する仲間が面白い。
師匠の理論解析や知識が圧倒的に凄かったので、その道が大きく見える。ただ、技術者として「匠」への憧れはある。凄い技に国境も流派もないから。
昭和鍼灸の老師の方々のご本は良く読ませてもらった。途中から匠の技術より生き方を読んでいるのだが
小野先生の訳された鍼灸重宝記は読んでいたが…スパークに至らずじまい。
江戸時代の名人のご本は少なすぎてその実態が掴めない。その点、大浦先生による杉山流の復興的作業は賞賛すべき偉業である。
匠の技は…・・・遠い向こうの微かな灯台。その業績は恩寵の光。
とはいえ、周りには不思議不思議の治療家も少なくない。
リコネクションの使い手がいる。
レイキの達人もいる。 意念で悪い箇所が形になって見える人もいる..。
知っているレベルではなく、電話一本で翌日に駆けつけてくれるレベルで多数いる。
片手だけで脊椎矯正する人の治療も受ける(子供のころから寝違い癖があり治してもらう。長生術の創始者からの直伝らしい)。
憧れるなぁー不思議不思議のこういう人達には
自分自身も中学生の時など親戚のお姉さんの熱を手のひらを当てて下げたりしていたので、全くこの類の治療には違和感がない。
その片手矯正の匠に憧れ、長生学園に入るも…内容が変容しガッカリする。しかし同級生に変わってた子がいて、トランプの数字を全部見えている。〜救われたなぁ〜
路頭に迷っていたとき、当事少数派の中医を標榜する鍼灸学生に会う。
六畳のアパートに大きな本棚が7、8本あり、2万冊ほどの中医書がある。びっくり!(床が抜けるだろう)、それが縁で鍼灸学校に入る。今はあろうことかその学校の教壇に立っている。各地の講演会にも呼ばれもする。分不相応で、場違いだと思うが、これももう少しで卒業できそう
出会いほど大切なものはない。
良い出会いがありますように

※新着時期を過ぎると左サイドバー《院長の呟き》に収められています。