お疲れ様です。杉本です。
読書の秋ということで最近いろいろな書籍を読んでおります。
本日ご紹介するのはこちら、『近代中国の伝統医学』です。
鍼灸の治療法は多種多様ですが、さくら堂では一貫して「中国伝統医学(中医学)」で治療を行っております。
この中国伝統医学。実は近代化を進めていく過程で、残してくか否かというすさまじい論争が行われました。
新中国を建設する上で古い習慣は改めるべきだという主張がある一方、重要な伝統文化として擁護すべきだという主張が当時存在していたとのこと。
本書はその論争・それまでの経緯を中国近代史に跡づけながら、社会的・文化的な観点からも捉えられた名著とされております。
数回に分けて本書の内容紹介を行いたいと思っております。
長くなってしまいそうなので本日はここまで。お楽しみに!
スタッフ 杉本