〒242-0021 神奈川県大和市中央3-8-26 杉中央ビル1階

営業時間
9:30~18:30
定休日
水曜日・金曜日・日曜日・祝日

お疲れ様です。杉本です。

先日、五十肩における疼痛期・拘縮期について説明させていただきました。

今回は、疼痛期について東洋医学的に解説していきたいと思います。

肩の痛みに対して中医書には「肩痛」という表記があります。

◎痛みの原因は何か?

肩に限ったことではないのですが、痛みに関しては「不通則痛(通じざれば則ち痛む」と東洋医学では考えられております。体に必要な生理物資が運搬されるルート(経絡)が通じないトラブルが生じることで体の痛みとして出現するのですね。

◎そのルートの停滞や渋滞を生む原因はなにか?

中医書には、気候などの環境要因に加えて外傷などの物理的要因が記載されています。

主に原因は①風寒、②痰湿、③オ血の3つ。

●「風寒肩痛」

 冷気などの寒冷刺激が体表面を襲うことによって生じる。水が冷えると氷になるように冷えによりルート停滞や渋滞が生じる。

比較的痛みの程度は軽く、鈍い痛みやシクシクした痛みが特徴。運動障害をもたらすことは少ない。温めると楽になる、さすると楽になるのが特徴。

●「痰湿肩痛」

 湿気が体表面を襲うことや、水液代謝障害により生じる。体の中に余剰な水分が存在している。ドロドロの液体が詰まることによりルートの停滞や渋滞を生じさせている。

痛みの程度は比較的強い。痛みが強いことが原因で肩を動かすことが難しい。

●「オ血肩痛」

外傷などの物理的な損傷によってルートの停滞や渋滞が生じる。強くぶつかってしまうことで内出血が生じてしまうイメージ。

刺すような強い痛みが特徴的であり、痛みのポイントが明確である。軽度の運動障害を生じることが多い。

上記3つについてはいずれも詰まりの原因を除去し、流れを改善させる治療を行います。

五十肩は今回説明した「痛み」の後に「動かない」状況が生じることが一般的です。

「動かない」状況についての東洋医学的解説は次の機会に…。

スタッフ 杉本

※新着時期を過ぎても左サイドバー《五十肩》に収められています。

お問合せ・ご相談

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
046-260-0638

受付時間:9:30~18:30
休診日:水曜日・金曜日・日曜日・祝日

不妊症や生理痛、陰部神経痛、腰痛、坐骨神経痛などでお悩みの方は神奈川県大和市のさくら堂治療へ。ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、五十肩、膝痛、寝違えなど、急性期の治療も対応します。

診療日※(予約優先)                              

 
10:00~12:00 受付
15:00~18:30 受付

休     

 

※このホームページは鍼灸治療のほか医学、歴史、地域、時事、感情の動き、院内の出来事などを読み物風として仕上げております。雑誌を読む感覚でお使いくだされば楽しいかと存じます ~スタッフ一同より~

ご相談はこちらから

お電話でのお問合せ・相談予約

046-260-0638

<受付時間>
9:30~18:30
※水曜日・金曜日・日曜日・祝日は除く

鍼灸さくら堂治療院

住所

〒242-0021
神奈川県大和市中央3-8-26
杉中央ビル1階

アクセス

相鉄線・小田急線大和駅相鉄口下車、徒歩6分。
駐車場駐車場完備。
瀬谷、三ツ境、相模大野、さがみ野、鶴間、南林間、桜ヶ丘、高座渋谷からもお近くです。

営業時間

9:30~18:30

定休日

水曜日・金曜日・日曜日・祝日

友だち追加

新着記事一覧

(03/21)
(03/16)
(03/11)
(02/29)
(01/25)
(01/16)
(12/23)
(12/11)
(11/11)
(11/04)
(10/28)