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お疲れ様です。杉本です。

先日、五十肩における疼痛期・拘縮期について説明させていただきました。

今回は、疼痛期について東洋医学的に解説していきたいと思います。

肩の痛みに対して中医書には「肩痛」という表記があります。

◎痛みの原因は何か?

肩に限ったことではないのですが、痛みに関しては「不通則痛(通じざれば則ち痛む」と東洋医学では考えられております。体に必要な生理物資が運搬されるルート(経絡)が通じないトラブルが生じることで体の痛みとして出現するのですね。

◎そのルートの停滞や渋滞を生む原因はなにか?

中医書には、気候などの環境要因に加えて外傷などの物理的要因が記載されています。

主に原因は①風寒、②痰湿、③オ血の3つ。

●「風寒肩痛」

 冷気などの寒冷刺激が体表面を襲うことによって生じる。水が冷えると氷になるように冷えによりルート停滞や渋滞が生じる。

比較的痛みの程度は軽く、鈍い痛みやシクシクした痛みが特徴。運動障害をもたらすことは少ない。温めると楽になる、さすると楽になるのが特徴。

●「痰湿肩痛」

 湿気が体表面を襲うことや、水液代謝障害により生じる。体の中に余剰な水分が存在している。ドロドロの液体が詰まることによりルートの停滞や渋滞を生じさせている。

痛みの程度は比較的強い。痛みが強いことが原因で肩を動かすことが難しい。

●「オ血肩痛」

外傷などの物理的な損傷によってルートの停滞や渋滞が生じる。強くぶつかってしまうことで内出血が生じてしまうイメージ。

刺すような強い痛みが特徴的であり、痛みのポイントが明確である。軽度の運動障害を生じることが多い。

上記3つについてはいずれも詰まりの原因を除去し、流れを改善させる治療を行います。

五十肩は今回説明した「痛み」の後に「動かない」状況が生じることが一般的です。

「動かない」状況についての東洋医学的解説は次の機会に…。

スタッフ 杉本

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