2020/6
僕が鍼を刺すときにもっとも留意するのが経脈と絡脈の間にある「経絡の壁」。
集中して鍼を体に入れる。
表層から絡脈を通し、少し硬いところに触れる。
これが経絡の壁。
この壁が硬い人、柔らかい人、フニャフニャな人など千差万別。
この壁のところで刺激量や技巧を変えてゆくと、鍼独特の響きが生じてくる。
その響きを広げたり、先に進ませたりする。
この壁を越えた(経脈の入り口)場所で刺激量を変え、ときにひねるなどの技法を加えると、そこの硬さが変化する。締まってきたり、緩んできたりする。
できるだけ患者の呼吸に合わせながら行う。
治癒率が格段にあがるのだ
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