2020/5
このところ立て続けに陰部神経痛の患者さんがお見えになっています。
正確には陰部神経痛は肛門診での陰部神経の腫脹を確定診断としますから、それに類似する疾患の可能性もあります。
骨盤内うっ血症候群、膣前庭炎、過去に毛嚢炎やバルトリン腺炎、内痔、内膜症の方もおられました。消散性直腸肛門痛もあります。神経因性骨盤臓器症候群(※一部病院で病名として採用)もあります。
痛みが後ろから前、前から後ろと広がることもありますからこの辺の疾患まで網羅するものと思います。
「とにかく激しい痛み」が多く、心理的に限界状態で来られます。
鍼灸院の選択は皆さまいつも最後です(〃艸〃)ムフッ
東洋医学からは経絡上は肝、腎。病理上は血オ、血熱が絡み合い複雑化することが多く、日常での肛門の圧迫を極力に避けてもらいながら治療を進め参ります。
まずは緩まってください。