寝違えとは
一般的に眠りから覚めた時に頚から肩や背中にかけて痛みが出るものを「寝違え」と言います。どのような痛みが多いかというと、
・何もしないで痛む
・起きているだけでも辛い
・夜痛みが強くなる
・首のある特定の動作で痛む
横に倒す・上を見る動作・下を見る動作・後ろを見る動作など
・首ではなく背中が痛む
・首ではなく肩の方が痛む
痛みの強さや範囲を現すと、このようなことが多いです。
〇治療としては
急性の強い痛みの場合、炎症が強いか判断致します。
炎症とは身体の組織に傷がついたことによる反応になります。傷が大きいと痛みが強いと思って頂いて良いと思います。
・炎症が強い場合
何もしないで痛む、起きているだけでも辛いなど炎症が強い反応とみても良いと思います。
この痛い場所への施術は控え、炎症を抑えるツボ、痛い場所以外で負荷を取るようにします。
・炎症が強くない場合
ある特定の動作で痛むなどは、炎症はさほど強くなく、関連する動作の筋肉の動きや関節のかみ合わせが一次的に悪くなっていることが多い印象にあります。
この場合、関連する動作の筋肉や関節のかみ合わせを調節していきます。
※炎症の判断は総合的にみるので上に記載したことだけではありません。
寝違えに限ったことではありませんが、日常生活で痛みを感じているようであれば早めに対処した方が早く取れる傾向にあります。長く痛みと付き合っていると、なかなか手強くなってきます。