2019/7
お疲れ様です。金澤です。
以前みたいなジリジリした暑さではないですが暑いです(>_<)
また台風来てますね(>_<)今回の名前はファクサイですって…15号で良くないですか?笑
さて今日は「温めること」について
最初にお伝えしておきますが、温めることの善悪を書いているわけではありません。
温めることについて東洋医学的な視点で見ていきましょうのコーナーになります(・∀・)
皆さん温めるイメージはどんな感じでしょうか?
温めるだけだと大きすぎるのでお風呂を例にとってイメージします。
身体が温まる、血流が良くなる、発汗する、リラックスする、などが一般的ですネ
中医学でお風呂の効能を挙げていくと
・補陽(温める力を補う)、
・散寒(寒邪を散じる)、
・行気(気を巡らす)、
・利湿(余分な水分を取り除く)、
・疏肝(リラクセーション)、
などがあります。※カッコの説明は東洋医学用語を一言で表してみました。
例えばお風呂に入って症状が緩解する場合、その人の症状に上記した効能が当てはまっていることになります。
反対にお風呂に入って起こりうる身体の副反応を書いてみます。
・温め(熱)による気が上がる症状→めまい、耳鳴り、立ち眩み、のぼせ、頭痛など
症状が熱病理であれば悪化、体質的に上に気が昇りやすい人などは上部に症状が起こりやすい
・温めによって陰液の消耗
陰液とは身体の保湿する機能を主ります。いわゆる身体から作られる天然保湿剤のイメージです。
身体を温めすぎで大量の発汗をすると陰液の消耗に繋がります。
・温めによる気の消耗
上述した陰液と似た感じになります。大量の発汗をすると陰液の消耗と同時に気の消耗もします。
陰液と気はセットみたいなものです。マクドナルドでいえばハンバーガーとポテトのような存在です。ラーメンと餃子のような仲です。ケーキに紅茶のような仲です。僕はコーヒー派です!(どうでもいいですね笑)
温めの熱、温めによる発汗から身体の生理物質の消耗が副反応として現れやすくなります。
人によって反応が違うので具体的な症状は書けません。ごめんなさい!
温めに関して今回は書いてみましたが
何に関しても良い効能があれば、副反応もありますということです。
もう少し深くすると、
人の体質によっても変わります。
その人の持っている症状の性質によって変わります。
その時の季節によっても変わります。
温めが良いこともあれば、温めが良くないこともあります。どちらでもない時もあります。
ただ温めが身体に良いと偏った考えをしてほしくないので書いてみました。