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お疲れ様です。金澤です。
大体の方は夏休みが明けていつもの日常が戻って来たかと思います。
小さいお子さんがいらっしゃる方は夏休みが明けるまでもう少しな感じですかね?
パソコンの調子も戻って快適に入力できます( `ー´)ノ
前回、気圧の変化について書きました。
気圧の変化が影響する人としない人で何が違うのかを長くなったので書きませんでした(>_<)
今回は気圧の変化に影響する人の特徴(体質)について述べて参ります(なんか固いですね笑)
気圧の変化が身体に影響するメカニズムは東洋医学では概ね「風」によるものと考えます。
大体の方は気圧の変化で身体への影響は少なからずあります。影響なんかないよ!と仰る方は微細な変化に気づかないのだと思います。ただ少し伝え方を変えると、身体が外部環境に適応するので変化に気づけないと書いた方が良いかもしれません。
気づけないと書くと鈍感と感じていまいがちですが、身体が順応していると捉えて頂いた方がいいかもしれませんね。
東洋医学では自然界で起こることが人の身体でも起きることがあります。
風を起こしやすい環境・状態を書きます!
①熱や火
火や液体を熱すると上に熱が上がります。この時に上昇気流が発生して風を生じます。東洋医学でも熱や火などのが病態があると身体に風を起こしやすくなります。風を起こしやすい外環境であればなおさら症状が出やすくなります。
証は(東洋医学でいう病の本質)肝火上炎、肝陽上亢、痰熱、などになります。専門用語ですみません。熱タイプと括ります。
体質としては、首から上がのぼせやすい、顔がほてる、高い音の耳鳴り、目が赤いなど…
②乾燥
乾燥も風を生じやすくなります。乾燥地帯と湿地帯では乾燥している方が風が吹きます。湿度があると風は吹きにくいのです。乾燥しているから風が吹きやすいのか、風が吹きやすいから乾燥しているかは横にズラしますね。乾燥すると皮膚が痒くなどは風の代表的な症状になります。
身体の水分の保湿する力が落ちると乾燥が生じてきます。この乾燥が風を生じやすくします。
証は、陰虚、血虚などになります。陰や血は身体を潤し養う成分で、虚とは不足を表します。
症状としては長期睡眠不足、目の使用過多、ここ数年での体重減少が激しいなど…
直接、風の影響を受けるというよりも風が生じやすい体質を持っていることで、気圧の変化で症状が現れやすくなるということになります。
毎回分かり易く書こうと思うのですが難しくなってしまいますねー(>_<)
おしまい