H31,4/22
お疲れ様です。金澤です。
だいぶ日中は暖かく、いや暑くなってきましたね(>_<)
まだまだ夜は肌寒いので昼暑いからといって薄着ではなく羽織ものは常備した方がよいですね!
今回も風(ふう)についてのお話になります!
前回は季節、春夏秋冬で六気の変動・盛衰があり、春のこの時期は六気の風気が旺盛になる時期になります。身体に悪影響を起こすと風邪(ふうじゃ)という病理に変わると書きました。
この風邪の特徴をたとえ話と一緒に説明していきたいと思います!
①変化が早い
かぜをひく一歩手前で寒気、ゾクゾクとしたことがありませんか?
その数時間後には鼻水や発熱、だるさなどの症状が現れて、進行すれば翌日には高熱や咳などの症状が出現することなど病状の進行が早い特徴を持っている
②移動性がある
病変部位が変化する。痛み、痒み、発疹が移動する
この具体例は色んな症状があるので伝えるのが難しいですが、あちこち痒くなった経験は皆さんあると思います。
③上半身、皮膚を侵す
風邪の性質は軽いので頭部、顔面部などの上半身、表面部では皮膚に症状が現れやすい。
ビルの屋上と地面では風の吹く量は変わりませんか?変わっていますよね?変わっています!笑
ビルを人に例えると頭部側はビルの屋上、足側は地面とイメージするとわかりやすいですね。
④動揺する
動きを伴う症状が多い
めまいや痙攣、震えなどの症状。
風が吹くと木の枝や葉っぱが揺れ動くように、体内で動揺症状の象徴として風病理で表すことが多い
⑤他の邪気を先導する
風邪は単独で人体に侵入することは少なく、他の邪を伴い侵入することが多い。
風邪が「寒や湿や熱」などの邪を一緒に連れてくるのです。
寒・湿・熱邪たちに、あの人の所に遊び(侵入)に行こうぜー。侵入する人に有無を言わさず勝手に入ってくるのです。急にお邪魔しまーす。と入ってくるのです。困ったものです(;・∀・)
ざっと風の特徴を書いてみましたが意味分かりませんよね。こんな特徴があるんだなと思って頂けたらと思いますm(_ _)m
もう少し書きたいので見てくださっている方はもう少しお付き合いください(´-ω-`)