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前回の続き
気の偏りや外邪の影響が外在化したものがツボの反応となると書きました。
ただしツボの反応が身体の自覚として挙がってくるかは別の話になってきます。
体質や症状が出てないツボの反応もあります。
では、どのようにツボを見分けるかというと主訴から見た症状や症候(症状の組み合わせ)によって、どの経絡、経穴に反応が出やすいか見えてきます。
この関連するツボの反応を鍼や灸で刺激することで臓腑の生理作用の失調や気の偏りを取り除いていきます。
もちろん辛い痛い所もツボの反応になることもあります。
肩が凝ったことでトントンすることや、お腹が痛いことでお腹をさする事など気の偏りを取り除こうという反応であったりもします。