お疲れ様です。金澤です。
さて年末年始といえば食べ飲みが多い時期です。
そして食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう人が多いかもしれませんね。
飲み食べ過ぎで代表的な証を2つに絞ってあげていきたいと思います。
1、食滞
食べ物が胃や腸管などに停滞している状態を指す。多くは食べ過ぎにより、腸管系の動きが悪くなっている病態。症状は胃の脹痛、強い痛み、吐き気、嘔吐、あい腐(胃の内容物の腐った臭いがこみ上げる)。自身の消化能力を超えた飲食量、もしくはスピードによって、いわゆる消化不良や急性胃炎を起こしているもの。
2、脾胃湿熱
脾胃(胃腸)に湿(余分な水)と熱が停滞した状態。湿と熱は邪として捉えられ、食べ飲みが湿熱になることが多い。その因子はお酒、油、生魚、肉などがなりやすく、居酒屋ではなくてはならない人気食品たちです。笑
脾胃(胃腸)に湿熱の邪が停滞しているので消化器関連の症状が多く
悪心、嘔吐、お腹のもたれ、大便がベトベトするなど
それに熱邪がどこの部位に、どれくらい影響するかで他の症状も変わってきます。
頭部に影響すると…拍動性の頭痛、めまい、口が苦いなど
下腹部に影響すると…排尿痛、大便がベトベトで臭いが強い、女性であればオリモノに影響することもある
下肢に影響すると…腫れや関節炎様の症状など
影響する部位は人によっても違い体調によっても変わるので上記に挙げたのは少ないですが例になります。
湿熱の症状は二日酔い症状に似ているかもしれませんね。
次回はセルフ灸について書いていきたいと思います。