腱鞘炎2

前回は腱鞘炎のメカニズムを書きました。

東洋医学での見方を並べていきたいと思います。

患部の情報を多く集めることをするのですが、腱鞘炎などの部分的な疾患は身体所見や生活習慣を聞くことが多いかもしれません。

前回書いたメカニズムで腱や鞘の摩擦により肥厚、炎症が起こってしまう状態と書きました。

仮に使う頻度が同じであっても痛みがでる人と出ない人と分かれてくるのか?

と、いうところで東洋医学の病態解釈

【患部】気滞or血お

痛みが強い期間は、気滞血おの状態が多いかもしれません。患部とその周りの張感・熱感・安静時痛・動作痛などが主症状。使い過ぎから徐々に腱鞘の摩擦により炎症が起きている状態。

 

患部に気滞や血を起こす1次病理

1、陰・血虚型:陰・血は筋肉や関節を滋潤する働きがあり、不足(虚)してくると腱と鞘が摩擦しやすくなる。主に睡眠不足、睡眠の質の低下、筋肉がやせ細ってきたなどが徴候になると感じます。

2、気虚型:気の不足単独ではあまり見られないのですが気と血の双方が不足で起こることもあります。イメージとして気血の不足で回復力が遅いと捉えて頂くとわかりやすいかと思います。

3、気滞型:純粋に使い過ぎで気の停滞を起こしてしまう状態

 

1、陰・血虚型は長期的に睡眠障害がもっていらっしゃる方が多い傾向、2、気虚型は産後の子育て中のママが多い傾向、3、気滞型は家事、仕事などで使い過ぎによるものが多い傾向

 

ざっと書いてしまいましたが、実際に診てみないとわからないことも多く複合型もあります。

どの分類に入るのか簡易的にみて頂けたら幸いです。

おしまい