お疲れ様です。金澤です。
あまり腱鞘炎単体を主訴にいらっしゃる方は少ないのですが、辛いのでここもお願いしますといわれることがあるので腱鞘炎について書いていこうと思います。
腱鞘とは?分解して書いてみますね
腱を話す前に筋肉について話していきます。筋肉は皆さんご存知の通り指を動かす、腕を曲げ伸ばしする、膝を伸ばすなど関節を動かすようなこと担っています。その筋肉が付着する所は骨になります。ただ筋肉がそのまま骨に付着するのではなく筋肉の始まりと終わりは筋肉から腱に徐々に移行します。よくスジと言われるのは腱の部分に当たります。
腱単体で付着していまうと関節運動の際に腱が浮き上がってしまいます。浮き上がり防止の為に鞘(さや)と言われるバンドが備わっています、
この鞘の働きは浮き上がり防止のバンド役と、関節の動作時に腱との摩擦軽減のために潤滑剤のような役割があります。書きながら説明すると身体はよくできてるなと感心します。
一般的に使い過ぎによって、腱と鞘が摩擦を生じ炎症や肥厚が起こってきます。起こりやすい方は産後子育て中のママ、美容師さん、家事をよくされる主婦の方などが多い印象です
次回は東洋医学ではどのように捉えるか書いていきたいと思います。
アップしている写真はドケルバン腱鞘炎の痛む部位になります!ブサイク写真ですみません